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TOPキャリアを知る > CAREER 01 ザ・クレストホテル柏(帝国ホテルグループホテル)総支配人 丸山

CAREER 01

この場所を活用して、何ができるか。これからのホテルには、新しい発想も必要。

|ザ・クレストホテル柏(帝国ホテルグループホテル)|
|総支配人 丸山|

大学生の頃、ヨーロッパへ一人旅に出かけた丸山。折しも世界は湾岸戦争で剣呑な雰囲気だった。帰国した丸山が就職活動をはじめるにあたって、まず頭に浮かんだのが帝国ホテル。それは、ヨーロッパへの旅立ち前に、心配する両親に連れていってもらったのが帝国ホテルのインペリアルバイキングであり、その頃から国際的ベストホテルを目指していて、印象に残っていたからだという。海外とのつながりを持つ仕事として、帝国ホテルは最適な職場だと思えたという。

CAREER STEP

  • 入社直後
  • 営業部
  • 経理部
  • 営業一課 営業第一
    支配人→営業一課長
  • ザ・クレストホテル柏 総支配人

CAREER STEP

CAREER STEP1992 入社直後

帝国ホテルの本質を、身体に染み込ませる日々。

帝国ホテルは時代に合わせて新人研修のかたちを変えていますが、総合コースは基本的に現場での研修の後に本配属というスタイルを踏む人が多いと思います。私たちの時代には、約1年半以上、みっちりと現場の仕事を経験しました。上高地帝国ホテルのレストランに3ヶ月、東京のレストラン「プルニエ」には1年5ヶ月いました。同期の社員も、別の部署で研修期間を過ごしていましたが、新人として帝国ホテルがどのような価値を提供するのか、そのためにどのようなスタッフがどのような働きをしているのか、身体に染み込ませる時間になったと思います。

CAREER STEP

CAREER STEP1993 営業部

トータル1000社を担当。個の力が試される法人営業。

ホテルマンとしての第一歩目に配属されたのが営業部です。法人のお客様に帝国ホテルをご利用いただくために、方々を回る仕事です。担当先の業種によってセクションが変わるのですが、8年間で5つのセクションを回りました。一般企業、協会や団体、学校や病院、外資系企業、大使館や航空会社などあらゆる法人を担当しましたね。一人が担当するのが約200社程度ですので、トータルで1000社前後にはなったと思います。帝国ホテルにはブランド力があるため、名前で選ばれることも多々ありますが、待っているだけでは先細りするだけです。ひとつの入口からいかに広げていけるか、そこが、営業マンの技量です。担当先で社内を管理している総務部、対外的なことを掌握している営業部、プロモーションなどを扱う販売促進部など、それぞれの企業研究をしっかり行い、各部署にアプローチする習慣が身につきました。

CAREER STEP

CAREER STEP2001 経理部

一枚の伝票から、企業としての健康状態まで。

数字が分かるビジネスマンになりたい、と思うようになった頃、ちょうど経理部への異動がありました。一枚の領収書や経費の伝票がどのように処理されるのか、営業マン時代には見えなかった裏側が見えて、とても面白かったです。そうしたひとつずつの数字が積み重なって、ホテルとしての健康状態まで把握できる。この経験は、ザ・クレストホテル柏の総支配人になった今にも生きています。ただ、はじめは慣れない業務で、考え込んでしまうことも多かったのを覚えています。このように複合的な経験を踏むことが、ビジネス感覚を磨き、よりレベルの高いホテルマン、企業人を育てるのだと思います。

CAREER STEP

CAREER STEP2006 営業部 営業一課 営業第一 支配人 → 営業一課長

一人ひとりが自立しているから、チームは前進する。

二度目の営業部配属になりました。一度目には8年、二度目には7年、合わせると15年になりますので、周りからも「営業に向いている」と言われることは多いです。本当は、「別の能力だってある!」と自分では思いたいのですが。
とはいえ、戻った当初は5年のブランクがあったため、浦島太郎状態でした。組織の仕組みやオペレーションが変わっていて、慣れるのに時間がかかりました。支配人、課長という管理職としてチームをまとめることがタスクでしたので、以前にも増してメンバーとのコミュニケーションを考えながら働くようになりました。私のモットーは、それぞれが尊重し合えるチームづくり。一人ひとりの主体性を重んじ、自立した個が集まることが、組織をうまく回す秘訣だと思っています。得意先の企業にとっては、帝国ホテルはビジネスの一場面を生み出す場です。またお客様は、大手企業が多いのも特徴です。ビジネスの最前線に携わっているのも、営業の醍醐味のひとつだと思います。

CAREER STEP

CAREER STEP2012 ザ・クレストホテル柏 総支配人

地域密着型のグループホテルで、磨かれる経営視点。

現職であるザ・クレストホテル柏の総支配人になって、2年が経ちました。このホテルの特徴は、帝国ホテルのグループ企業でありながら、より地域密着型のホテルとして運営している点です。ブランド性と親近感とをうまくブレンドさせることが課題です。そのために、地域に向けたPR活動にも力を入れています。また、グループ会社の社員がいかに快適に、いかに前向きに働けるか、モチベーションを生み出すのも私の役目だと思っています。私もひとりのホテルマンですが、一経営者として企業をコントロールするという、大きな経験をさせてもらっていると思います。自分なりに掲げた目標を達成するまでは、とにかくこの場所で必死になってがんばる。それが当面の課題です。

MESSAGE

帝国ホテルのこれからを考えた時、もちろん今までの伝統や歴史を理解し、大切にすることは当たり前ですが、特に必要になるのは新しい発想だと思っています。これまで通りのホテルマン視点ではなく、まったく違う視点を持ちながら働く。固定観念に縛られない考え方が求められています。ホテル業は装置産業的な要素が強い業界です。この場所、設備を活用していかに効果的に、効率的にビジネスが展開できるか。総合コースでは、それを考えられる人に集まってきてほしいと思います。揺るぎないブランドがありながら、入社直後から最前線の仕事を経験することができ、若手が経験を活かして活躍する場所がたくさんある。それが帝国ホテルの良さであると思います。

※所属部署は取材当時のものです。

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