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CAREER 03

仕事も私生活も、妥協しない。その生き方が、誰かの手本になるのだと思う。

|帝国ホテル 東京 ホテル事業統括部|
|営業企画課 支配人 幸田|

「とにかく、女性でも活躍できる職場を選びたかった」と語る幸田だが、帝国ホテルが候補として上位に上がっていったのは、入社前のOB・OGとの会話が大きかったという。「ホテルというとフロントの仕事というイメージだったのですが、外販事業も宴会もレストランもある、人の人生に携わることができるんだと思えたのです」。女性総合コースの採用はいまほど多くはなかった当時、すでに活躍する女性が多かったのも魅力だったという。

CAREER STEP

  • 入社直後
  • 宴会部
  • 国際フォーラム
  • ホテル事業統括部 営業企画課 副支配人 → 支配人

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CAREER STEP1992 入社直後

帝国ホテルのレベルの高さに、さっそくの挫折。

入社してすぐに上高地帝国ホテルで、しっかりと現場研修を受けました。総合コースとして入社した23人が一緒の生活をすることになるため、この期間に仲間意識が深まったのを覚えています。ちなみに、総合コースの女性スタッフは9人。当時、こんなに女性の割合が高い企業は少なかったのではないでしょうか。個人的な思い出として印象深いのは、接客が上手くいかずにとても落ち込んだことです。入社して早々の挫折経験でした。実家が割烹を営んでおり、接客には多少の自信があったつもりでしたが、帝国ホテルのレベルがあまりにも高く、苦労の連続でした。その後、いったんすべてをリセットして、素直に受け入れることが大切なのだと気が付きました。

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CAREER STEP1992 宴会部

念願の部署で、あらゆるパターンの宴会を経験。

希望が叶って宴会部に配属され、法人のお客様の大規模なご宴会、個人のお客様のご宴会、それから婚礼、大使館等への出張宴会など、あらゆるご宴会の手配を担当しました。宴会当日は別のセクションにいるサービスのプロに任せることになるため、私たちには前日までの打ち合わせでしっかりと準備をする使命があります。予算に合わせた料理のプランはもちろん、テーブルクロスひとつ、飾り付けのお花ひとつにいたるまでを提案する仕事ですが、「いかにお客様に喜んでいただけるか」という事をいつも意識していました。。特に婚礼は、ご新郎様、ご新婦様だけでなくご両家にとっても大きなイベントです。一つひとつの業務は決して簡単なものではありませんが、ご新郎様、ご新婦様がまばゆい会場に入場していくシーンでは、毎回涙があふれましたね。

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CAREER STEP1995 東京国際フォーラム部

ブランド力が、逆に作用するという大きなショック。

東京都庁跡地に建設される東京国際フォーラムには、大小さまざまな会議室やイベントスペースが設置されることになっていました。そこのケータリングサービス 一式を帝国ホテルで請け負うことになり、立ち上げられたのがこの部署です。建物も完成していない時期の立ち上げとなったため、ヘルメットをかぶって工事現場でミーティングをすることもありました。オープン後も大変なことは続きました。記憶に刻まれているのは、とある一流ファッションブランドのショーを担当した時のこと。「重々しすぎて、先進のブランドイメージに合わない」という理由で、私たちのケータリングを利用したくないと言われてしまったのです。ショックでした。けれど、気づかされることもたくさんありました。花の位置、照明の微妙な差など、すべてがブランドを表現するものであり、妥協できないものであるということ。帝国ホテルの「外」という慣れない環境でしたが、この時期の体験がいまの私を形成していると言っても過言でないと思います。

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CAREER STEP2005~ ホテル事業統括部 営業企画課 副支配人→支配人

自分の企画が、いつか帝国ホテルの歴史のひとつに。

長女出産後の育児休暇明けに東京国際フォーラム部に復職し、4年が経過したところで異動をしました。ホテル全体に関わる企画を立案する部署です。私が担当しているのは、お正月やクリスマスのイベント、装飾などの企画・運営です。その他にも、「ジ・インペリアル・オペラ」、「東西踊り」など、帝国ホテルならではの催事を各部署と連携して企画し、開催して参りました。常に大切にしたいのはそのイベントが「帝国ホテルらしいかどうか」です。125年の歴史にふさわしく、かつ新しい試みに挑戦していくことはとてもやりがいがあります。私たちが考案したイベントが、もしかしたらこの先、帝国ホテルの歴史に残るくらい長続きするイベントになるかもしれません。それはとても夢のあることだと思いますし、こうした試みが、何十年後かの帝国ホテルマンの参考になることがあれば、とても素敵なことだと実感しながら働いています。


MESSAGE

男性と同じ土俵で勝負がしたい。その想いで門を叩いた帝国ホテルでした。でも、女性としての人生も妥協はしたくなかった。仕事、結婚、出産、育児…。お正月やクリスマスなどに家にいられないことも多く、確かに娘にはいろいろな想いをさせたと思いますが、私なりに精いっぱいやってこられたことに後悔はありません。職場でも地域でも家庭でも、助けてくれた人々がいてくれたことにも感謝しています。これからも、働く女性にとって、我が娘にとって、先をゆくひとつのお手本になれるように生きていきたいと思っています。

※所属部署は取材当時のものです。

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