- WEDDING STORIES
- ウエディングストーリー
- 帝国ホテルのウエディングにまつわる物語
- これまでに帝国ホテルで紡がれてきたさまざまな物語。
その中から三つのウエディングストーリーをご紹介します。
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Episode.01 ある父親と娘の物語
まだ娘が産まれる前に、帝国ホテルに宿泊したことがあった父親。その時のサービスに感動して以来ホテルのファンになり、何かのおりに「いつか娘が結婚する時にはここで……」と言っていた。結婚が決まった時、その言葉を思い出した娘は、未来の夫とともにホテルへ下見に。「お義父さんがあんなにファンになったのも、わかる気がするね」帰り道、彼も父親と同じことを感じたようだった。そして迎えた結婚式の前夜。家族はホテル内のレストランへ。久しぶりに帝国ホテルを訪れ「夢が叶った」と、すごく嬉しそうに笑う父親の頬は濡れていた。「お父さんのたいせつな場所が、私たちの思い出の場所にもなる」と、嬉しそうに笑った娘の頬にも涙がつたっていた。“私と彼だけでなく、家族まで幸せな気持ちにしてくれるこの場所をたいせつにしたい”娘はそっと心に誓う。「次は何のお祝いで来ようか?」そんな話で盛り上がる。幸せな家族の笑顔を見られるこの場所を訪れるために。
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Episode.02 妻の新たな親友
雑誌やインターネット、SNSなど、結婚式のさまざまな情報収集に余念のなかった彼女。「ウエディングコーディネーターが頼りになる!」という彼女の言葉が決め手となり、帝国ホテルを選んだ。コーディネーターは彼女のあれもこれも、という願いを笑顔で聞いて、的確なアドバイスをくれた。気づけば、彼女の挙げたかった結婚式が現実のものに。僕もそのプロフェッショナルな仕事ぶりに、驚きそして感動していた。当日を迎える頃には彼女はコーディネーターのことをまるで昔からの親友のように信頼し、安心しているようだった。結婚式までの間、マリッジブルー、僕との喧嘩……いろんなことがあって、泣きながら相談したこともあったそうだ。「そんなプライベートな話も、嫌な顔ひとつせずに聞いてくれて、いつも励ましてくれたの。でも、もう頻繁に会えなくなっちゃう」と寂しそうな彼女に「今度、結婚式の写真を見せに行こうよ」僕はそう声をかけた。
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Episode.03 私は憧れのプリンセス
映画や絵本にお姫さまごっこ、幼い頃からプリンセスが主役の童話で育ってきた。そのせいか結婚が決まり、どんな式にしたいか考えたら「お姫さまみたいな気分を味わいたい」ふと、そう思った。会場を帝国ホテルに決めた大きな理由は、下見の時に見た花嫁のための専用ルーム、ブライズサロン。花嫁専用の椅子に座った瞬間、鏡に映る自分を見て思わず「プリンセスみたい!」と心の中でつぶやいた。結婚式当日を迎え、緊張する私を優しくサポートしてくれたのは、一日ひとりの花嫁にしか付かないという、身の回りのお世話をしてくれる介添人。まるで私の専任の「ばあや」のようだ。一番うれしかったのは、ロビーの階段で写真を撮った時のこと。大きな階段の真ん中で、何度もフラッシュを浴び、ロビーを行き交う人たちが足をとめ、拍手を贈ってくれる。気持ちはまるで舞踏会へ向かう、映画の中のプリンセス!キラキラ光るシャンデリアに照らされながら、夢見心地で階段を降りた。
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