社員インタビュー

営業部
K.Y.さん

2018年 総合コース入社

新たな歴史を紡ぎながら、“人生の節目の感動”を支えたい。

帝国ホテルを選んだ理由

「日本のホスピタリティを世界へ」。
自分の目標がかなう職場だと感じた。

私は大学時代の4年間、浅草で人力車のアルバイトをしていました。車夫としてのやりがいは、お客様との会話や「ありがとう」の言葉。特に海外のお客様が日本文化に感動される姿が印象的で、卒業後は「日本のホスピタリティを世界に届ける仕事がしたい」と思うようになりましたね。そういう目標を持っていたので、外資系ではなく日系のホテルから志望先を探すことにしました。
その中でも「帝国ホテル」を選んだ理由は2つ。1つ目は、100年以上の歴史と伝統を守りながらも、新しいことにチャレンジし続けている姿勢に惹かれたから。2つ目は、ホテルブランドとしての認知度が海外ではまだあまり高くないと聞いて、自分がその向上に関われる可能性を感じたからです。そうした“やりがい”の部分だけではなく、人事担当の方のフランクな接し方や社員のみなさんの雰囲気、そして手厚い福利厚生も含めて、働く人をとても大切にしている会社だと確信し、それが大きな後押しになりました。

現在の仕事内容

各国の賓客へのおもてなしで、日本の外交を陰ながら支える。

現在は主に大使館などの国家機関に帝国ホテルを使っていただくべく、営業活動をしています。国のトップや要人の来日が決まった際に、大使館の担当者と事前打ち合わせを行い、日程・人数・部屋数・食事内容などを確認。ご滞在を快適に過ごしていただくよう、さまざまなリクエストにお応えするのが私の役割です。主な担当はインドやインドネシアで、今まで40カ国以上は経験してきました。いつも気をつけているのは、国によってそれぞれ文化も価値観も違うため、事前に理解を深めて柔軟に対応すること。たとえば、宗教上の理由でヴィーガンの方がいれば調理担当と他のメニューを考えるなど、各部署と連携しながら細かな調整を随時行います。
ワンフロア貸し切りでのご宿泊など大規模な受け入れがあると、やはり体力的にも精神的にも大変です。それでも帝国ホテルのおもてなしをあらゆる部署が一丸となってご提供し、チェックアウトの際のお見送り時に「ありがとう。さすが帝国ホテルだね」と言っていただける。その瞬間は本当に励みになりますね。ホテル内での会談の様子が新聞に掲載されることもあり、「国の外交を陰ながら支える」という名誉ある仕事に就いている喜びを実感します。

働く環境

「できない」より「なんとかしよう」。
みんなでポジティブに取り組む。

部署を超えて社員同士の仲がいいので、仕事が終わってから飲みに行くことも多いです。フランクに話せる方ばかりなので仕事の相談もしやすいですし、他部署の方からアイデアをいただく場合もあります。共通しているのは、みんなポジティブだということ。お客様からの一見すると無茶なご要望に対しても、「できない」ではなく「なんとかしよう」と一致団結して取り組むスタンスが風土として定着していると思います。
若手に仕事を任せてくれる環境も嬉しいです。もちろん上司がしっかりフォローしてくださるので、思い切ってチャレンジできます。また、キャリアアップにつながる留学制度や語学研修、リカレントなどの教育制度も充実。私自身、マネジメント職をめざしているので働きながら学べる環境は本当にありがたいです。有給や産休・育休なども取りやすく、子どもが生まれたときにはもちろん、育児休暇を取得しようと思っています。

今後の目標

歴史が織りなす感動を伝えて、いつか「人」でお選びいただける存在に。

40年ほど前に帝国ホテルで結婚式を挙げられた海外在住のご夫妻が来日し、帝国ホテルに宿泊もされるとの連絡がありました。私がその手配や調整を行うことになり、現場のスタッフと準備を進める中、調理担当のアイデアから「挙式当日に提供したメニューを再現する」という素敵な企画が生まれました。ひと足先に来日された奥様にお伝えすると大変喜んでくださり、ご主人様へのサプライズとして計画しました。見事にこの企画は大成功。ご主人様も感激されて、「結婚式の素晴らしい思い出が蘇る」と特別な時間を過ごしていただくことができました。

このケースも含めて、先輩方が丁寧に紡いできた歴史を受け継いで、新たな歴史を紡いでいく。そんな大きな時の流れの中で働いていることをいつも実感します。また、お食い初めから七五三、成人祝い、結婚式、金婚式、長寿祝いまで、何世代にもわたってお客様やそのご家族の“人生の節目の感動”を創造できるのは歴史ある帝国ホテルならでは。こうした魅力を国内外の方に発信していくことが私の使命だと感じています。いつかは帝国ホテルのブランド力に加えて、「Yさんに会いたい」という理由でお越しいただけるよう成長を重ねていきたいですね。

一日のスケジュール

9:00

出社

メールチェック、スケジュール確認

9:30

お見送り

団体ゲストのチェックアウトお見送り

10:00

打ち合わせ

翌週に来日のある賓客受け入れのために、先方の担当者と館内の視察と打ち合わせ

11:00

打ち合わせ

翌週の大型宴会について当日のサービス担当者と社内打ち合わせ

13:00

昼食

14:00

社内業務

見積書作成

15:00

外出

大型宿泊旅程が終了した御礼と新規案件のセールスで訪問

17:00

宴席対応

企業の周年パーティーの当日に立ち合い

18:30

退社