社員インタビュー

人事部
M.S.さん

2015年総合コース入社

おもてなしはもちろん、“働きやすさも一流”のホテルへ。

帝国ホテルを選んだ理由

誇りを持って働き、幅広い仕事に挑める。

最初は「余暇を楽しむ」ためのサービスを提供する仕事に興味があり、ホテルだけではなく、エンターテインメントや航空の会社も志望先でした。そんな中で帝国ホテルが出展している合同説明会に参加。ほかにはない伝統や安定した経営はもちろん、人事の方が学生一人ひとりに一生懸命話しかける姿勢にも惹かれました。その後、参加した個別説明会などでも、先輩社員の方の誰もが真摯に対応してくれて、自分の仕事に誇りを持っているという印象を受けました。「こんな人たちと一緒に働きたい」。そう思えたからこそ、就職活動の早い段階で帝国ホテルを第一志望に決めました。

総合コースを選んだ大きな理由は「ジョブローテーション」です。人事の方からの「10年間で少なくとも3部署を異動するから、本当にたくさんの業種を経験できるよ」「転職しなくても、転職したぐらいの仕事の振り幅があるよ」というお話にすごく魅力を感じました。私自身、1つの部署でずっと働くよりも、幅広い仕事に挑戦しながら自分の成長につなげていきたいという想いを持っていたので、この「ジョブローテーション」は就職の決め手になりましたね。

現在の仕事内容

社員が働きやすいよう、人事として育児や介護をサポート。

現在は人事部労務課で労務担当として働いています。主な業務は育児・介護に関する福利厚生面でのサポート。社員から「妊娠したので産休を取りたい」「介護することになったがどんな支援を受けられるのか」などの相談を受けると、その内容に応じて必要な書類を揃えたり、各部署と連携したりしてサポートを進めていきます。基本的には最初の受付から休暇・休業の手続き、お休み中の連絡、そして復職後の支援まで、すべての窓口を担当します。大切なのは、社員がしっかり休めて、きちんと復職できて、ずっと働き続けられること。そのためにスムーズできめ細かなサポートをいつも心掛けています。

私自身、2015年の入社から2度の産休・育休を取得しました。だからこそ、妊娠中や子育て中の社員には「私も経験していることなので、何でも気軽に相談してください」と伝えています。子育てしながら働く母親として、小さな悩みを共感しながら一緒に解決していく。それは私の役割だと思っています。「子どもが無事に生まれました」と報告してもらえると友達の出来事のように嬉しくて、「おめでとうございます！」と心から喜びをお伝えします。

働く環境

出産を理由に辞める人が少なく、家族のような居心地のよさも。

帝国ホテルは育児休業や完全週休2日制などの制度面が充実しているうえ、「夏休みも正月も必ず休みを取ろう」という意識も定着しています。さらには、子育てママ・パパには欠かせない短時間勤務制度もあって、私も子どもの送り迎えや急な発熱などの際に利用しています。人事としての実感になりますが、そんな働きやすさが出産を理由に辞める人の少なさにもつながっていると思いますね。

いい意味でウェットな社風も帝国ホテルならでは。私は入社以降、料飲・調理・宿泊といった運営部門の現場や管理系の部門を幅広く経験してきました。どの職場にも共通していたことは先輩後輩を問わず仲がよく、プライベートについても相談しやすい雰囲気でした。今の人事部ではお子さんがいらっしゃる先輩方も多く、「子どもの具合がちょっと…」と言えばすぐに「大丈夫？」「こうしてみたら？」と気にかけていただき、メンタル的にも助かっています。私自身、大学時代のバレーボールサークルで“家族のような関係性”をみんなで築いていたので、その雰囲気と似ている帝国ホテルは本当に居心地がいいですね。

今後の目標

「ここで長く働きたい」。
そう実感してもらうために。

私たちの中で指針のように使われている言葉があります。それは「さすが帝国ホテル」です。お客様にそう実感いただくことは当然ですが、人事部の私としては社員にも同じように思ってもらえるように「働きやすい環境作り」を推進していきたいです。社員が100%のパフォーマンスを発揮できる環境が、結果としてお客様の感動につながる。そう強く信じているからです。具体的には育児や介護に関する法律面の知識を身につけたり、男性社員向けの育休セミナーを企画・運営したりするなど、自分自身のレベルアップと同時に社内の啓蒙活動にも取り組みたいと思っています。

帝国ホテルは2026年春に京都で新規ホテル、2036年に大規模リニューアルした帝国ホテル東京の本館を開業する予定です。人事部としてはこれからの帝国ホテルで働きたい人を確保したいですが、社会的には「人材不足」が問題になっています。一方で、ワークライフバランスの充実がこれまで以上に求められるはずです。だからこそ、私たちが率先して「おもてなしだけではなく、働きやすさも一流のホテル」を築いていかなければなりません。その結果として、「帝国ホテルで働きたい」「帝国ホテルなら長く働ける」とたくさんの人に思ってもらえることが今後の目標です。