社員インタビュー

技術ソリューション部
R.M.さん

2022年 総合コース入社

「大きな感動」を届けられる、縁の下の力持ちになりたい。

帝国ホテルを選んだ理由

最初は「伝統と革新」に惹かれ、最後は「働く人」が決め手に。

大学時代に小さな美術展を企画・運営した経験から、仕事は「人々が交流できる空間作り」に関わりたいという思いがありました。デベロッパーに勤めている親の影響もあって、初めは都市開発の分野で就職先を探していましたが、ある日、帝国ホテルの採用情報に目が留まりました。お客様がただホテルで過ごすのではなく、五感を使って非日常な時間を体験する。そうした特別な場所を創り上げていくという仕事に魅力を感じました。
帝国ホテルを選んだ大きな理由は、130年以上の伝統を継承しながらも、革新的な進化を絶えず続けていること。その歩みが純粋にかっこよく、これからの発展に貢献できればと思いました。また、独自のホスピタリティなど、帝国ホテルについて知るほどにお客様から支持される理由が見えてきて、「ここで働きたい」という気持ちがますます強くなっていきました。意外だったのは、面接で社員の方がとてもフレンドリーに接してくださったこと。一流ホテルなので硬いイメージがあったのですが、いい意味で裏切られましたね。私は就職活動をするうえで「誰と働くか」を重視していたので、最後の決め手になったのは「帝国ホテルで働く人」でした。

現在の仕事内容

客室の改修から施設の建て替えまで、ホテルを裏側から動かす仕事。

今は技術ソリューション部開発課で、営業施設や設備の改修など、ホテルのハード面に関する仕事を担当しています。客室の改修や施設の移転など大規模な工事の場合は、ゼネコンや空間デザイナーといった外部の方々と仕事を進めていきます。既存の什器が使えるかどうかの精査をしたり、全体の予算を組んだり、スケジュールを作るなど、社内外問わず緻密に連携・調整を行うことが大事になってきます。時には、客室のデスクチェアやソファのテキスタイルを変更することも。お客様が部屋に一歩足を踏み入れた瞬間を想像して、インテリアデザイナーと一緒に色合いやデザインを考えるのは楽しいですね。
すべての業務に通じるのは、お客様が快適に過ごせるようホテルを裏側から動かしているということ。入社後に宿泊・レストラン・ショップなどさまざまなセクションの仕事を経験したおかげで、一つひとつの業務の目的を理解しながら取り組むことができています。今はまだ先輩のそばで学ぶ立場ではありますが、ちょっとした資料を作成した際に「使いやすい」と褒めてもらえることもあって、そんな小さな成功体験がやりがいにつながっています。

働く環境

伸び伸び働けて、しっかり休める。
日々の楽しみは絶品の食堂ランチ。

帝国ホテルでは、社員一人ひとりが各専門分野でプロフェッショナルとしての誇りを持っていて、それぞれがお互いをリスペクトしています。だからこそ、部署や年齢に関係なくポジティブなコミュニケーションができる風通しのよい環境になっていますね。私たち新人に対してもフレンドリーに接してくださる先輩たちが多く、自分らしく伸び伸び働けるといつも感じています。
日々の楽しみのひとつが従業員食堂で食べるランチ。帝国ホテルの調理人が作ってくれるので、どのメニューも絶品です。個人的には休みが多いのも嬉しいですね。連休が取りづらいといわれるホテル業界の中で、帝国ホテルは完全週休2日制を導入しているうえ、夏季休暇や年末年始の休みもあるので、しっかりとリフレッシュできます。

今後の目標

「小さな感動」を積み重ね、帝国ホテルのこれからを担う存在に。

私自身はハード面を担う裏側のスタッフなので、お客様と直接触れ合う機会が少ないです。だからこそ、客室のインテリアの色やデザインはお客様の動線と部屋全体の調和を考えて緻密に計算したり、椅子を引きやすいようにバーカウンターの形状を工夫したり、浴室内の安全対策を強化したり。そんな細かな部分にもこだわって、ハード面から帝国ホテルのおもてなしを体現し、「小さな感動」を生み出していきたいです。そして、その積み重ねが「大きな感動」につながっていくと思うので、今は縁の下の力持ちになれるよう目の前の仕事に向き合っています。
帝国ホテル 東京は、2036年の新本館開業に向けて大規模なリニューアルを進めています。私も各所の改修工事に携わる機会が増えていくはずです。今のうちから給水管の配置や電気系統の設備など、細かな部分の一つひとつまで各施設の構造をしっかりと把握し、このプロジェクトに貢献したいですね。数年後には、私たちの世代が中心となって引っ張っていかなければいけない。そんな強い覚悟ですべての業務に取り組み、帝国ホテルがさらに進化していく原動力になりたいです。

一日のスケジュール

8:30

出社

メールチェック、スケジュール確認、朝礼

9:00

開発課全体ミーティング

各自担当業務の進捗報告と今後の対応を検討

10:30

資料作成

担当工事の手順書・スケジュールの作成

12:15

昼食

13:00

客室現調

客室内インテリア、デザイナーと現物確認

15:30

パートナー企業と打ち合わせ

移転計画に関する意見すり合わせ

17:30

退社