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ブランドストーリー

日本の私設迎賓館として

帝国ホテルは、外務卿・井上馨の命により、渋沢栄一(後の帝国ホテル初代会長)や大倉喜八郎らの手により、1890年(明治23年)海外からの賓客を迎える日本の迎賓館としての役割を担い、東京、日比谷の地に誕生。
以来、人が集う舞台として、いつの時代も心をこめてお客様をお迎えしてまいりました。

これからも、明治・大正・昭和・平成・令和と世紀を超えて受け継がれてきた「おもてなし」を追求し、お客様にご満足いただけるよう努めてまいります。

フランク・ロイド・ライトと帝国ホテル

帝国ホテル2代目本館(通称「ライト館」)は1923年(大正12年)に完成。20世紀を代表する建築家、フランク・ロイド・ライトが日本で初めて手がけたホテル建築でした。

開業当日に関東大震災に見舞われるも、大正から昭和にかけて、宿泊をする場所にとどまらず、東洋と西洋の文化交流の拠点となり、国や人を結ぶ役割を担いました。また、社交の場を彩る数々の華やかなホテル文化も誕生します。

ホテルの内面から放たれる輝きや魅力に、ライト建築ならではの美しさが重なり合い、「東洋の宝石」として、幕を下ろす1967年まで人々に驚きと感動をもたらしました。
そのライトのレガシーは現在も大切に紡がれています。

ホテルウエディング誕生物語

海外挙式やハウスウエディングなど、結婚式のスタイルは多様化していますが、現在でも挙式、披露宴ともにひとつのホテルで行う「ホテルウエディング」は多くの方に選ばれています。

こうした「ホテルウエディング」が日本で初めて登場したのは帝国ホテルでした。1923年(大正12年)の関東大震災で、日比谷大神宮をはじめ、多くの神社が消失したことから、帝国ホテル施設内に神社を設置し、挙式と披露宴を組み合わせた結婚式を提案したのです。さらに当時の支配人のアイデアをもとに、婚礼衣装の貸付や美容、写真撮影などを一貫して行なう「ホテルウエディング」の原型が考案され、現在のように広く普及するに至りました。

帝国ホテルにご宿泊された著名人

帝国ホテルには、各国の著名人が滞在されてきました。

1954年(昭和29年)2月にハリウッド大女優マリリン・モンローが元メジャーリーガーのジョー・ディマジオと新婚旅行で帝国ホテルにご宿泊。滞在中の記者会見にて「夜は何を着て寝るの?」という記者の質問に「シャネルの5番」と答えたエピソードは、今なお語りつがれています。

大正・昭和に活躍したオペラ界の大スター藤原義江がその晩年を帝国ホテルで過ごしたことも有名です。帝国ホテル 東京では、2006年に「ジ・インペリアルオペラ」と題し、藤原歌劇団によるオペラを開演。この他にもアメリカの喜劇王チャールズ・チャップリンや、ヘレン・ケラーなど歴史に名を連ねる著名人が滞在されています。

A Challenge to the Future
揺るぎない使命を胸に切り拓く、
その先の未来へ。

この先100年・200年も「メイド・イン・ジャパン」のホテルとしてお客様をお迎えできるよう、新しい歩みを始めようとしています。
私たちの理念にある国際的ベストホテルを目指す企業として、最も優れたサービスと商品を提供できる、本業であるホテル業を今後もぶれることなく続けていくために、進化し続ける帝国ホテルを楽しみにお待ちください。