帝国ホテル 大阪:SDGsの取り組み サステナビリティ

"日本の迎賓館"として開業し、「社会の要請に応え、貢献する」という初代会長・渋沢栄一の信念を受け継いできた帝国ホテルでは、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献するべく様々な取り組みを行っております。
「ラグジュアリー」と「サステナビリティ」の両立に真の豊かさを求めた商品やサービスをご提案し、お客様とともにサステナブルな未来に向けて歩んでまいります。
帝国ホテル 大阪は、国際的ベストホテルを目指すという理念のもと「関西の迎賓館」「女性に愛されるホテル」「地元に愛されるホテル」をコンセプトとして1996年3月15日に「水の都・大阪」に開業しました。地域のみなさまとともに、持続可能な社会の共創を目指しています。

SDGsを実践する宿泊施設を認定する国際認証を取得

株式会社 帝国ホテルの3事業所(東京・大阪・上高地)は、SDGsを実践する宿泊施設を認定する「Sakura Quality An ESG Practice(サクラクオリティグリーン)」認証制度において、5段階評価のうち最高評価である「5御衣黄ザクラ」を2023年3月19日に取得しました。なお「5御衣黄(ぎょういこう)ザクラ」の取得は、当社が初となります。

環境への取り組み

7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに 11 住み続けられるまちづくりを 12 つくる責任つかう責任 13 気候変動に具体的な対策を 14 海の豊かさを守ろう 15 陸の豊かさも守ろう

CO2フリー電力を2023年10月より導入

2050年カーボンニュートラルの実現を目指し、2023年10月より全館でCO2フリー電力を導入いたします。

食品ロス削減の取り組み

食品ロスを「環境循環型野菜」に活用
ホテルのレストランや宴会場で発生する生ごみを再資源化する取り組みとして、2012年よりパートナー企業を通じて野菜栽培用の肥料にしています。その肥料を使って生産された野菜を「環境循環型野菜」として購入し、レストランの一部メニューで使用しています。

生ごみ→生ごみ乾燥機→肥料→一部を農家へ提供→環境循環型野菜および米→料理に活用(例:コブサラダなど)

宿泊者専用ラウンジ「インペリアルフロア ラウンジ」において、食品ロス削減を目指して「食材を余すことなく使用する」という考え方から、食パン生地を工夫した「桜あんブレッド」を提供しています。

リサイクルコルクコースター

ホテルのレストランや宴会場で消費されたワイン等のコルク栓は、NPO法人を通じて社会福祉法人にて選別・洗浄・加工され再利用しています。
これら商品の収益の一部は、障がい者の自立支援のために使われています。
再利用して作られたコルクで「ドアマン・スヌーピー」オリジナルデザインのコースターを作成し、カジュアルレストラン「カフェ クベール」にて提供している「ドアマン・スヌーピー」アフタヌーンティーをお召し上がりいただいたお客様にプレゼントしています。

社会貢献活動

1 貧困をなくそう 10 人や国の不平等をなくそう 11 住み続けられるまちづくりを 12 つくる責任つかう責任 17 パートナーシップで目標を達成しよう

地域との協働、地域への貢献

天神祭
毎年夏に行われる、大阪の夏の風物詩「天神祭」。地車講によりだんじりや獅子舞と傘踊り、子供みこしの練り歩きをホテル館内外で行うほか、天神祭に関する展示スペースを設けました。また、天神祭写真コンテストを開催し、地域のみなさまとともに天神祭を盛り上げています。
ボランティア活動
毎年、帝国ホテル 大阪では、クリスマス時期にサンタクロースと従業員が、病院や養護施設などを訪問しています。

地域との環境活動の推進

都心に豊かな水をたたえる大川のほとりに建ち、四季折々の自然の美しさを感じていただけるホテルである「帝国ホテル 大阪」。その美しい景観を自分達の手で守るため、地域の清掃活動に参加しています。

参加した取り組み
大阪「クリーンUP作戦」

寄付・募金活動

チャペルコンサート
社会福祉法人 産経新聞厚生文化事業団との共催で、チャリティコンサート「帝国ホテルの音楽會」を定期的に開催し、売上の一部を社会福祉事業に寄付しております。
チャペルコンサート
フードバンク活動
災害用備蓄食品および災害用備蓄飲料水の消費期限前の入れ替えにあたり、食品ロス削減推進の取り組みの一環として「ふーどばんくOSAKA」様へ寄贈いたしました。
TABLE FOR TWOへの参加
世界の70億人の人口のうち10億人が飢えや栄養失調に苦しむ一方で、20億人が肥満など食に起因する生活習慣病を患っており、この深刻な食の不均衡を解消するために考えだされた日本発の社会貢献プログラムが「TABLE FOR TWO」です。
帝国ホテル 大阪では、国連の記念日などに従業員食堂で対象メニューを提供し支援活動を行っています。カロリーを抑えた指定のヘルシーランチを従業員が食べることで、1食につき従業員から10円、帝国ホテルから10円の合計20円を、NPO法人を通じてアフリカ諸国やアジアの子どもたちの学校給食1食分として寄付しています。
(c)TABLE FOR TWO

次世代の育成

共創チャレンジ
帝国ホテル 大阪は、Transcend-Learning・留学生支援コンソーシアム大阪と連携し、留学生への日本就労支援プロジェクト『産官学連携・三方良しのペアインターンシップ』を実施しており、大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025 共創チャレンジ」に参画しています。
この取り組みを象徴するロゴの制作を留学生のみなさまにアイデアを募り、採用いたしました。
味覚の一週間(R)
フランスで30年以上の実績を有する食育活動「味覚の一週間(R)」に参画し、地域の小学校で味覚の授業を実施しています。

ダイバーシティへの取り組み

3 すべての人に健康と福祉を 5 ジェンダー平等を実現しよう 10 人や国の不平等をなくそう

キッズフレンドリー

お子様とご一緒のご来館でも安心してご利用いただけるようなおもてなしを心掛けております。

バリアフリー対応

オストメイト対応化粧室やバリアフリー客室などの設備をご用意しております。

女性用化粧室・男性用化粧室ともに化粧室内にサニタリーボックスを設置しております。

ヴィーガンメニューのご提供

より多くのお客様に食を楽しんでいただくべく、カジュアルレストラン「カフェ クベール」(2階)にてヴィーガンメニューを提供しております。