About the Imperial 帝国ホテルについて

伝統は常に 革新とともに

1890年11月3日、帝国ホテル開業の日。
創業者のひとりである渋沢栄一は、「用命があれば世界のどんなものでも調達して便宜を図る。これこそ帝国ホテルが自身の果たすべき役割と心得、絶対に譲らないところだ。」と語りました。

長い歴史の中で、国内外のお客様を魅了し、世代を超え語り継がれてきた帝国ホテル。
伝統を守りながら時代とともに進化を続けてきたそのわけは、「どのようなお客様のご要望にもおこたえしたい」という、開業から受け継がれた想いです。

History 帝国ホテルの歴史

  • 1890
  • 1911
  • 1923
  • 1923
  • 1923
  • 1958
  • 1975
  • 2012
  • 帝国ホテル開業

    欧米との対等な関係を築くために誕生した「日本の迎賓館」

    明治維新の混乱も落ち着き、明治政府が、近代国家としての地位を築こうとしていた頃。十分な宿泊施設もなく、これでは、対等な外交関係などつくれない。そんな危機感を抱いた政府や財界人たちは、外交施設「鹿鳴館」の隣にホテル建設を計画。そうして誕生したのが「帝国ホテル」です。国の威信をかけ、外交の拠点のひとつとして活用された帝国ホテルは、「日本の迎賓館」という役割を担い、1890年からその歴史を歩み始めました。

  • ランドリーサービスの導入

    日本初のホテル内ランドリーサービスで宿泊客の衣類を洗濯

    開業以来、海外から船で来日する宿泊客が多かった帝国ホテルでは、溜まった衣類を洗濯できるサービスがあれば便利ではないかと考え、1911年ホテル内にランドリーを設置しました。ボタンが外れていないか、シミはないか。ランドリーには、200種類以上のボタンが常備され、シミ抜きやアイロンがけの職人たちがスタンバイしています。世界各国の素材や民族衣装など、あらゆる衣類を知り抜いたランドリーサービスは、導入から100年経ったいまでも高い評価を受けています。

  • ライト館開業

    新たな文化の発信地

    1923年に完成した帝国ホテル2代目本館 通称「ライト館」。日本建築史上最高傑作とも讃えられた、幾何学的な装飾と美しい空間構成を手掛けたのが、世界三大建築家のひとりと呼ばれ、20世紀を代表する米国人建築家 フランク・ロイド・ライトでした。開業レセプション当日に見舞われた関東大震災を乗り越えたライト館は、後に「東洋の宝石」と称されるまでになり、大正から昭和にかけて、ジャズやダンス、演劇など、社交の中心としてエンターテインメント文化の発信地として、海外からの賓客も多く訪れました。

  • ホテルウエディング誕生

    日本で初めて「ホテルウエディング」の文化を生み出す

    自宅や神社での婚礼が主流だった1923年当時、関東大震災により、多くの神社仏閣が焼失したため、ホテル内に神社を設置し、挙式と披露宴を行うスタイルを誕生させました。これが、ひとつの建物の中で挙式と披露宴を行う日本のホテルウエディングスタイルの原型になったと言われています。開業から受け継がれてきたお客様への想いや伝統を受け継ぎながら、時代にあわせたウエディングを提案し、現在まで多くのご新郎ご新婦の幸せな一日をつくりあげています。

  • ショッピングアーケード

    ホテルに滞在しながら買い物ができるアーケードを開設

    銀座が今のようなショッピング街ではなかった1923年当時、雨風をしのげるホテル内で買い物ができるようにと生まれたのが、ホテル直結のショッピング街「アーケード」。これが、今や商店街を表す言葉として全国に広がったアーケードの発祥です。軒を連ねたのは宝石店をはじめ、国産品をおもに扱う約20軒の店舗。ここには「日本の真価を世界に紹介する」という強い信念がありました。このこだわりは、マリリン・モンロー、ベーブ・ルース、フランク・シナトラなど海外のゲストたちの心も虜にしたと言われています。

  • バイキング

    好きなものを好きなように食べる「バイキング」スタイルの提案

    スモーガスボードと呼ばれる北欧の伝統的な食のスタイル。
    これをルーツとして、「好きなものを、好きなように食べる」というテーマで1958年に誕生したのが、ブフェレストラン「インペリアルバイキング」です。この「バイキング」という名前は、北欧の海賊が登場する映画からとったもの。その後、「バイキング=食べ放題の代名詞」として、日本中にこのスタイルのレストランが広まりました。2008年、オープン50周年を記念して8月1日を「バイキングの日」と制定。長きにわたり、楽しさと美味しさあふれる食の時間を提供しています。

  • エリザベス女王Ⅱ世陛下ご来日

    女王陛下を魅了した美しい一皿

    1975年に、英国のエリザベス女王陛下とフィリップ殿下が来日された時のこと。おふたりは帝国ホテルの「富士の間」で開かれた日英協会主催の午餐会に出席されました。女王陛下が日本と同様に魚介に恵まれた島国で生まれ育ち、魚介がお好きと伺った当時の料理長は、津軽海峡の舌平目と熊本の車海老を用いたメニューを考案。女王陛下は、午餐会で何一つ残さず綺麗にお召し上がりになられ、後に英国大使館を通して、陛下のお名前を料理に冠することを承諾されました。そのメニューこそが現在ウエディングメニューとしても愛され続ける「海老と舌平目のグラタン“エリザベス女王”風」です。

  • IMF・世界銀行年次総会メイン会場

    まさに、世界ビジネスの最前線
    帝国ホテルが日本のおもてなしを発信

    2012年、東京でIMF・世界銀行年次総会が開催されました。世界でも最大規模の会議であると同時に、東日本大震災からの復興を世界へアピールする使命を担う歴史的大舞台。準備期間はわずか1年半という状況の中、帝国ホテルが財務省からメイン会場としての打診を受けました。そして6日間の会期中、各国の財務大臣や中央銀行総裁といった要人をはじめ、公式参加の188ヶ国から約1万人、さらには警備や報道機関の関係者を含めると、約2万人もの人々を、国の代表としておもてなししたのです。

Your Timeless Story with The Imperial このときを そして これからを

いつでも帰ってこられる場所

帝国ホテルは、タイムレスな価値を受け継ぐ場所。
そして、おふたりのタイムレスな物語が紡がれる場所。
おふたりの新たな物語が始まったこの場所に、いつでもおかえりいただけますように

Anniversary

おふたりのたいせつな日に、おふたりの始まりの場所でゆったりとお食事を。

Celebrations

七五三や成人のお祝いなどご家族でのご祈祷に。歴史ある帝国ホテルない神殿にて、ご祈禱いたします。

Accommodations

記念日にウエディングの想い出を語り合いながらのご宿泊や、気のおけないご友人とのホテルステイでリフレッシュにも。

Shopping

日比谷や銀座へお越しの際はぜひホテルショップ「ガルガンチュワ」へ。お土産や贈り物はもちろん、自分へのご褒美やホームパーティーなど「帝国ホテルの味をご家庭で」。

こちらでも
おもてなしをご提供しています

Imperial Club Grace

インペリアルクラブ グレース

帝国ホテルでウエディング行われた方を対象とする、入会金・年会費無料のメンバーズクラブです。多彩な会員特典をご用意し、帝国ホテルがウエディングの感動と温かい思い出に彩られた特別な場所であり続けるよう、さまざまなサービスをご提供してまいります。

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