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CAREER 02

大使館という特別な場所でかけがえのない経験をつむ。

海外出向
2005年11月〜
在ドイツ 日本国大使館出向

現在の部署/調理部 レストラン調理課 パークサイドダイナー

大使館という特別な場所でかけがえのない経験をつむ

公邸調理人とは、大使夫妻の日常の食事をご用意したり、大使館主催の晩餐会の料理をご提供する仕事です。当時私はフランス料理のメインダイニング「レ セゾン」に在籍し、先輩たちがフランスやニューヨークの大使館に赴任していくのを見ながら「いずれ自分も」と感じていました。
26歳の時、帝国ホテルからフレンチ担当の私と、和食の老舗店から1人の合計2人が、ドイツの日本大使館の公邸料理人として赴任しました。フランス語は勉強していたのですが、ドイツ語はまったくわからず、2人で力を合わせて料理を作り、生活することになりました。
ちょうどドイツでワールドカップが開催される年だったこともあり、赴任してからは非常に忙しい日々でした。4名の小さな食事会から500名を招く立食パーティーまで、2人ですべての料理を作るのですが、最初の頃は料理よりも、市場に材料を買いに行くところでつまずき、苦労をしました。
言葉と食材を覚え、お店の人とコミュニケーションがとれるようになってくると、料理の幅も広げることができ、楽しかったです。例えば、ベルリンでは日本のような新鮮な魚は手に入りにくいのですが、代わりに日本では輸入品しか見たことのないキノコや白アスパラなどがとても新鮮な状態で並んでおり、腕をふるうことができました。またお客様にご提供するコースメニューを考え、前菜からデザートまで1から全部自分たちで作ったことで自信がつきました。
帝国ホテルでは、大勢の調理スタッフが分担をしてひとつのコースを作ります。また、「シェフ」になって初めて、メニューの考案に携わります。もし将来、私が「シェフ」としてメニューを作ることができる様になったら、この時の海外経験がきっと生きてくると思います。
帝国ホテルは、国際的なコンク―ルへの参加を希望すると、様々なサポートをしてくれます。また、労働環境が整っているため、休日ををしっかりとることができ、他のレストランへ行って研究をするなど自己鍛錬をする時間も確保もできます。そして、なによりも、私の大使館勤務もそうですが、国賓が参加する晩餐会などを中心に他では滅多に経験できないことを経験できることが帝国ホテルで働く最大の魅力だと思います。
そして今後また海外勤務できるチャンスがあればチャレンジしてみたいと思っています。

※所属部署は取材当時のものです。

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