ワークライフバランス
帝国ホテルの考え
帝国ホテルでは、多様なライフスタイルの従業員が、仕事とプライベートの調和を図ることで最大限の力を発揮して活躍できる環境づくりに力を入れています。そのために、当社では育児・介護支援の両面において法定基準を上回る制度を多数取り入れており、利用者も年々増加しています。
数字で見るワークライフバランス
有休取得率
43.7%
育休取得率(男女別)
男性48.3%
女性100.0%
年間休日数
129日
完全週休2日制(ローテーション制)、夏季休暇、正月休暇、祝日
平均時間外労働時間
月平均11.0時間
時短制度利用比率
22.7%
時短制度を利用せずとも、早番や遅番で出社するなどして対応している従業員もいます。
育児介護を支える
育児支援
帝国ホテルでは、仕事と出産・育児を両立して、性別問わず安心して働き続けられるように様々な制度を取り入れています。従業員の声に耳を傾け、法定を上回る当社独自の制度を複数導入した結果、2022年度の育児休業取得率は女性が100.0%、男性は過去最高の48.3%でした。
育児休業
子が3歳に達した年度末まで取得可能とし、子育てをしながらも働きやすい環境の整備に努めています。女性のみならず男性従業員の育児休業取得促進にも注力し、年々男性育児休業取得者が増加しています。
短時間勤務
子が中学校就学前まで、1日最大90分間の短時間勤務とすることが可能です。女性従業員はもちろん、男性従業員も短時間勤務制度の利用実績があります。保育園や習い事等の送迎をしたり、子との時間を大切にしたり、それぞれがワークライフバランスを保ちながら働いています。
短日数勤務
子が中学校就学前まで、週3日あるいは週4日勤務を選択することが可能です。勤務日を限定することにより子と過ごす時間を増やし、自身でワークライフバランスを調整することが可能です。
退職者再雇用登録制度
育児や介護等の特定事由にてやむを得ず退職する場合、最長7年間の再雇用登録が可能です。登録期間中に当社が中途採用の募集をする際、本人が希望すれば当社に再入社していただける可能性があります。
介護支援
帝国ホテルでは、介護支援制度も充実しています。介護はある日突然やってくるもので、実際社内には30代で介護と仕事を両立させている従業員もいます。ご家族等の介護に直面した際には、制度をフル活用していただけるよう会社が支援します。
介護支援制度例
介護休業:通算1年(複数回取得可)
短時間勤務:1日最大60分短縮可
短日数勤務:週3・4日勤務選択可
その他介護休暇、積立年次有給休暇利用、時間外労働の免除・制限、等
制度利用者の声
私は2人の子どもの出産育児のため計4年半程の育児休業を取りましたが、第3子を妊娠していることもあり復職に不安がありました。会社に相談したところ、時短勤務、週3勤務、在宅勤務等を勧めていただき、それらの制度を利用して安心して復職できました。
結果、仕事・家事・育児の両立が辛いとは思うことはなく、生き生きと過ごすことができています。今は家事、育児の比重が大きいですが、今後は子供の成長とともに、仕事の比重を大きくしていき、ワークライフバランスを意識した働き方をしていければと思います。
私は9ヶ月間の育児休業を2回取得しました。まとまった期間を主夫として過ごしたことで子どもたちと良い関係を作り、家庭内で家事育児に関する悩みなどを共有することができました。
復職後は職場の理解もあり、保育園のお迎えや行事への参加など、仕事と育児の両立を図りながら過ごしました。
現在は管理職となり忙しい時期もありますが、育児休業の経験は職場での人間関係や、業務において広い視点を持つことに活かされていると思います。
1度目の育児休業後は接客職から事務職への異動で環境が一変しました。ワンオペ育児だったため、毎日時短をフルで利用し16時には退社することで家事育児の時間を確保していました。その後少し余裕が出てきたためフルタイムで勤務、第2子妊娠中は在宅勤務を活用してつわりの時期を乗り越えました。復職後の現在は夫との分担に加え在宅勤務や時短勤務を併用することで、繁忙期や子供の体調不良にも対応しながら十分に働く時間を確保できています。
私は育児休業を2回取得し、短時間勤務制度も利用しました。その日の繁忙具合に合わせて毎日最大90分早く帰宅することで、保育園にも早めに迎えに行けました。手厚い制度と職場の理解があるおかげで子ども達と夕飯を作ったり、一緒に遊んだりする時間を取りつつ、心に余裕を持って過ごすことができています。
また、育児休業から復職後に管理職になり、今でも早く帰る日・少し残る日を分けることでメリハリをつけて働けています。