座談会

座談会

これまでの歩みを、
これからの夢につなげて。

内定者座談会

帝国ホテルの未来を担う内定者たち。その中から6名の内定者に、ホテル業界を志望したきっかけから、帝国ホテルへの印象や入社の理由、今後の目標まで、フレッシュな立場で語り合ってもらいました。

  • 帝国ホテル 東京
    専門コース/料飲部 入社予定

    ホテル科ホテルコース卒 T.Kさん

  • 帝国ホテル 東京
    専門コース/宿泊部 入社予定

    ホテル科卒 H.Tさん

  • 帝国ホテル 東京
    専門コース/宿泊部 入社予定

    教育学部教育文化学科卒 K.Wさん

  • 帝国ホテル 東京
    専門コース/調理部 入社予定

    高度調理経営科卒 K.Kさん

  • 帝国ホテル 東京
    総合コース 入社予定

    国際観光学部国際観光学科卒 W.Mさん

  • 帝国ホテル 東京
    総合コース 入社予定

    文化構想学部表象メディア論系卒 Y.Lさん

SCENE.1 ホテル業界を志望したきっかけ

内定式ではお会いしましたが、このような場で皆さんとお話しするのは初めてですね。本日はよろしくお願いします!

Y.Lさん

私も今日を楽しみにしていました。私から最初の質問なんですが、皆さんはどういうきっかけでホテル業界をめざされたのですか?

K.Wさん

私はホテルコースのある専門学校に通っていることからも、最初から「将来はホテルで働きたい」と思い描いていました。人と関わり、人を喜ばすことが好きなので、お客様一人ひとりに寄り添って自分のサービスで笑顔にできる。そんなホテルの接客業に憧れていたからです。

T.Kさん

私もKさんと同じで、ホテル業界が唯一の志望先でした。「直接、人の役に立てる接客業をしたい」という思いがベースにあり、「ホテルが接客業の最高峰のステージ」と考えていたからです。希望の職種はドアマン一択でしたね。“ホテルの顔”として最前線で接客できることに惹かれました。

H.Tさん

私は2人のように「ホテルで働きたい」という気持ちよりも、和食の料理人だった父親の影響で、「調理師になりたい」という夢が先にありました。専門店も志望できる中でホテル業界に決めた理由は、福利厚生の手厚さだけではなく、和食以外の料理にも触れられる機会があったからです。「ホテルなら調理師としての幅を広げられそう」と思えたことが一番の決め手ですね。

K.Kさん

3人とも学生時代から目標が明確だったのですね。私はもともと教員になりたくて教育学を専攻していました。ただ、就職活動がはじまる頃に、学校という枠を超えて、もっと広い世界で働きたいと思いはじめました。その中で、「非日常な空間で働ける」「人のために貢献できる」ことを軸に志望先を選んでいくと、ホテル業界が第一志望になりました。

K.Wさん

私はホテル業界というよりも、「帝国ホテルで働きたい」という思いが強かったですね。学生時代のアルバイト先が帝国ホテル 東京のすぐ近くだったこともあり、親しみや憧れを感じるようになっていました。就職活動中はエンタメや航空などの業界も候補にしていましたが、自分が軸にしていた“笑顔”を生み出せる場所として考えると、帝国ホテルは理想の職場と思えました。実際のお客様やスタッフの方を拝見する中で、皆さんの“笑顔”は何よりの後押しになりましたね。

Y.Lさん

実際の経験がきっかけだったのですね。私も大学時代の経験が、ホテル業界をめざしたきっかけの1つです。陸上競技大会の運営団体に所属する中で、いろいろな人と関わりながら、縁の下で支える仕事に興味を持ちました。一方で、幼い頃はホテルのスタッフになることを夢見ていました。ITやマスコミなども視野に入れていましたが、「両方を叶えるのはホテルしかない」と考えるようになりましたね。

W.Mさん

SCENE.2 帝国ホテルにエントリーした理由

ホテル業界を志望したきっかけはそれぞれ違いましたが、数あるホテルの中で帝国ホテルにエントリーした理由は何でしょうか?

K.Kさん

ホテル業界をめざすうえで、いろいろなホテルに足を運びましたが、帝国ホテルには他にはない魅力がありました。建物の印象は重厚でクラシカルな雰囲気ですが、その中で働くスタッフの方々は心温まるサービスを提供されている。「帝国ホテルだからこその環境で、自分も接客がしたい」と素直に思えたことが一番の理由ですね。

H.Tさん

私もTさんと同じように、帝国ホテルにしかない魅力に惹かれたからです。とはいえ、「自分にはこの最高峰のステージは不釣り合いではないか」という不安も正直感じていましたね。ただ、競合他社を調べる中で、「チャレンジするなら、日本を代表する帝国ホテル」と思いを固めてエントリーしました。

K.Wさん

その気持ちはすごく共感できます。「帝国ホテルは雲の上のような存在」という印象を持っていたほどなので(笑)。それでも、帝国ホテルにエントリーを決めた理由は“業務の幅広さ”です。現場のことも、経営のことも、多様な仕事に挑戦できる。それが他のホテルにはない魅力だと感じたし、自分の可能性を広げられると思いました。

W.Mさん

私は最初に話した通り、「ホテル業界なら帝国ホテル一択」でした。それにプラスして、伝統と革新を融合しながら、日本のおもてなしや文化を世界中に発信している。その姿勢は私がチャレンジしたいことでもあったので迷わずエントリーしました。最近では、様々なキャラクターとコラボレーションしたアフタヌーンティーを開催したりもしていますね。

Y.Lさん

そのアフタヌーンティー、実際に利用したことがあります(笑)。私も帝国ホテルの姿勢に共感できたことがエントリーの大きな理由ですね。校内説明会などで「お客様のことをお客様よりも知る」「他人の喜びを自分の喜びにできる人」といった言葉を伺いました。帝国ホテルなら自分の理想とするサービスを追求できるし、やりがいを持って働ける。そう思えましたね。

T.Kさん

私自身、「記憶に残るホテリエになりたい」という思いがあったので、Kさんの話にはすごく共感できますね。帝国ホテルは憧れの場所ではありますが、それ以上に自分の理想を叶えられる場所だと思っています。

K.Wさん

私は就職活動をスタートさせるタイミングで、日本料理店「帝国ホテル 寅黒」を利用したことがきっかけになりました。料理の質はもちろん、サービスの質もずば抜けていたことが印象に残っています。敷居が高いイメージがある中で、しかも学生服で訪れたのですが、実際に利用してみると、本当に心温まる対応をしていただきました。その体験は今でも忘れられません。

K.Kさん

すごくいい話ですが、学生服で「帝国ホテル 寅黒」を利用するのはチャレンジ精神が強いですね(笑)。

H.Tさん

SCENE.3 選考時での帝国ホテルの印象

エントリー後、選考過程の中で帝国ホテルに初めて行く人も多かったと思いますが、どんな印象を持ちましたか?

W.Mさん

インターシップの際に初めて帝国ホテル 東京に行ったとき、恥ずかしながら、フロアが広くて迷子になってしまいました。本当に戸惑っていたのですが、お客様でもない就活生の私にフロントの方が温かく対応してくださいました。その優しさが今でも印象に残っていますし、「私もここで、そんなスタッフになりたい」と思いました。

K.Wさん

“人の温かさ”は選考で行くたびに実感しましたね。どのスタッフの方も笑顔で優しく、そこに帝国ホテルとしての誇りを垣間見ました。

Y.Lさん

面接時の試験官の方にも温かさを感じましたね。実技試験中、チェックする目は鋭かったのですが、話し方は優しくて緊張が和らいだことを覚えています。ただ、いざ包丁を握った際は少し手が震えましたが(笑)。

K.Kさん

それは誰でも緊張しますね(笑)。とはいえ、私自身は面接当日の控え室ですでにガチガチでした。そんな私に人事の方が「大丈夫だよ」と親身になって寄り添ってくださったことが、面接の内容よりも印象に残っています。「本当に人を大切にする会社なのだ」と実感しました。

T.Kさん

私も同感です。人事の方は、就活生一人ひとりの名前を覚えてくださっていましたよね。そういう面からも人を大切にすることが伝わってきました。

W.Mさん

私の場合は面接前に大学付近のおいしいお店について教えてもらいました。面接とは関係のない会話があったおかげでリラックスして本番に臨めましたね。学生目線に立ってくれているのだと実感しました。

Y.Lさん

私はベルスタッフとして約半年間、帝国ホテルで実習とアルバイトをした経験もあるので言えることですが、人事の方だけではなく、現場で働く人も温かくて優しい方ばかりですよ。

H.Tさん

それを聞いて、より安心しました。インターンシップ時に帝国ホテル 東京に初めて来た際、あのロビーの格調高い雰囲気に圧倒されましたが、ここで働く社員の方々は本当に柔らかで親身な対応をしてくださる。皆さんのお話を聞いて、そのギャップが帝国ホテルらしさと感じました。

W.Mさん

SCENE.4 帝国ホテルへの入社の決め手

選考を通じて帝国ホテルのことをより知っていく中で、最終的に帝国ホテルへの入社を決めた理由も皆さんに聞いてみたいです。

T.Kさん

今まで皆さんが話した通りですが、最高峰のホテル、伝統と革新、そして、働く人の温かさといった面に惹かれたことですね。あと、ベルスタッフとしてアルバイトをしていたときに、ドアマンの方々のきびきびと働く姿がすごく格好良く、「私もあの場所で、帝国ホテルのドアマンとして働きたい」という夢を持てたことが何よりの決め手になりました。

H.Tさん

私はやはり“日本一のサービス”を提供していることです。先ほども少しお話ししましたが、就職活動中に帝国ホテルでアフタヌーンティーを友達と一緒に楽しむ機会がありました。年齢が若い私たちにもスタッフの方は丁寧に接してくれますし、会計の際には「お食事はいかがでしたか?」と笑顔で声を掛けてもらい、こちらも笑顔になれました。他のホテルを利用したこともありましたが、こんな体験は帝国ホテルだけでしたね。この“日本一のサービス”を私自身も提供したい。そう強く思えたことが入社の決め手になりました。

T.Kさん

私はもともと帝国ホテルで働きたいという気持ちが強かったのですが、選考を通して社員の方々や同期として働く予定の皆さんに出会えたことが大きな後押しになりました。帝国ホテルという唯一無二の場所で素敵な人たちと一緒に働き、お客様の宝物になるような思い出をつくる。そんな仕事ができるなら、ずっとやりがいを持ち続けられると心から思えました。

Y.Lさん

皆さんが話した内容にプラスしますが、私は“成長しやすい環境”も決め手の1つでした。総合コースは約10年間の間に3部署を経験する「ジョブローテーション」があることを伺い、1つの会社でいろいろな職種を担うことができれば、仕事の幅も人としての幅も広がると思いました。転職する気はあまりなかったので、この制度には惹かれましたね。

W.Mさん

私が所属する予定の調理部に置き換えると、1つのジャンルをずっと担当するのではなく、様々な料理のスタイルを経験できることに近いかもしれませんね。ホテルならではの環境と言えますが、帝国ホテルなら“質”も追求できるので、料理人として視野が広くなるし、本当にいろいろな面で成長できると思っています。それは私にとって決め手になりましたし、楽しみにしていることでもあります。

K.Kさん

私は福利厚生の手厚さも挙げたいですね。完全週休2日制や産休・育休制度などが整っていて、“長く働く”と考えたときに、安心して入社できると思えました。

K.Wさん

オンとオフを両立できるし、他のホテルと比べても、かなり充実していると私も思いました。あと、研修制度が整っていることにも魅力を感じましたね。しかも、内定者でも利用できる研修があって、「おもてなし英語」を今は受講しています。

T.Kさん

私も受講しています!それと「社会人基礎力」も。2つとも入社後は欠かせない内容なので、今の段階で受講できるのは本当に嬉しいですね。

K.Wさん

恥ずかしながら、内定者でも利用できることを今知りました…。早速、受講したいと思います!

K.Kさん

SCENE.5 帝国ホテルで働くことへの意気込み

私たちはもうすぐで入社という段階ですが、帝国ホテルへの一員になることにあたって、今は率直にどんな気持ちですか?私はそのことが素直に嬉しいので、早く働きたいですね。アルバイトの経験を通して、支えてくれる先輩がいることを実感していますので、より一層チャレンジしていこうと思っています。

H.Tさん

もちろん不安もありますが、同時に大きな期待も感じています。入社1年目は先輩たちから積極的に学んで、“できること”をどんどんと広げていきたいですね。そして、少しでも早く“日本一のサービス”を自分でも提供できるようになりたいです。

T.Kさん

私も「あの帝国ホテルで働けるのだ」と考えると、ワクワクした気持ちが生まれてきます。最初は新しい環境の中で学ぶことばかりになるとは思いますが、宿泊部門のスタッフとしてお客様にできることを第一に考えて自ら動いていきたいです。

K.Wさん

私は逆に楽しみよりも緊張が強くて…。でも、やるべきことに全力で取り組もうと強く思っています。総合コースの1年目は現場での仕事になる予定なので、まずはそこで“お客様目線”を徹底的に意識したいですね。本配属先で“裏方の仕事”に就いたとき、1年目の経験を活かせればと思います。

W.Mさん

調理のスタッフとして駆け出しの頃は、お客様の前に出る機会は少ないと思います。でも将来、自分がカウンターに立ってお客様に接することを想像し、立ち居振る舞いも含めて、“丁寧さ”を意識しながら日々の業務に向き合いたいです。

K.Kさん

私も皆さんと同じように、入社1年目は何事にも挑戦しながら将来の糧にしていきたいです。同時に、新入社員ならではの柔軟な発想や新しい感性を活かすことができればと思っています。今日のメンバーも含めて、同期と支え合いながら邁進していきたいですね。

Y.Lさん

こうやって同期がいることは支えになるし、刺激にもなりますよね。皆さんが思い描く「理想のホテルスタッフ像」は何でしょうか?私はAIにも頼れる時代だからこそ、あらゆるお客様に温もりのあるサービスを提供し、笑顔で「また来たい」と言ってもらえる。そんなスタッフをめざしたいです。

T.Kさん

私は専門学校の担任をロールモデルにしたいと思っています。帝国ホテルの社員として実績を積まれ、迎賓館でも勤務された経験をお持ちの方です。目標としては高過ぎるかもしれませんが、最高峰の接客を体現できる存在に成長していきたいですね。

H.Tさん

入社してちょうど10年後の2036年は、帝国ホテル 東京の本館がリニューアルオープンする予定です。そのタイミングでしっかりと活躍できる人材をめざしたいですね。世代的には中堅になっているので、リニューアルオープンが成功するのは自分たちの成長次第と思って、日々の業務に取り組みたいです。

W.Mさん

私も同感です。だからこそ、大事なのは「100-1=0」という帝国ホテルの心構えだと思います。100のうち1つでもできていないことがあれば、お客様からの信用はゼロになる。先輩方と同じように、私もこの言葉を実践し続けることで、お客様にも、ともに働く人にも安心してもらえる。そんなホテルスタッフをめざしたいです。

K.Wさん

学生の頃、私自身が“帝国ホテルの料理人”に憧れたように、自分の働く姿を見て誰かに憧れてもらえるような存在になりたいです。そのために料理やサービスの質だけではなく、人間性も磨いていくことは欠かせないと思っています。そして、料理人としては料理長を担えることを将来の目標に掲げているので頑張ります!

K.Kさん

私は“想いの懸け橋”になることです。お客様の想い、スタッフの想い、食材や建物の想いまでもつなげて、あらゆる方々の最高の笑顔のために貢献したいですね。一瞬一瞬を全力で取り組みながら、一生に残る宝物の記憶を創り出す。そんな熱意と実力を兼ね備えたホテルスタッフが私の理想です。今日の同期座談会を通して、それぞれの理想に向かって、ともに成長していきたいと強く思いました。今日は皆さんありがとうございました!

Y.Lさん