環境活動

環境負荷を減らす

食品ロス対策

食品ロス対策はホテル業界において重要なテーマの一つであるという認識のもと、食材仕入れの管理の徹底、宴会の参加者の年齢層に応じた料理の提案、バイキングレストランでのコンシェルジュによるお客様への働きかけ、調理時に食材を無駄なく使用する工夫等、各部門で取り組みを進めています。

使い捨てプラスチック対策

2022年4月に施行された「プラスチック資源循環促進法」に則り、直営4事業所(東京、大阪、上高地、柏)において、同法が対象とする客室アメニティなど12品目をプラスチックから代替素材に順次切り替えています。2022年度はプラスチックの使用量を年間70%(11トン)削減。全ての切り替えが完了する2024年度以降は87.5%(対2019年度比)削減することを目指します。
▶ 詳しくはこちら(PDF:663KB)

コルクリサイクル ~帝国ホテルのレストランや宴会場で消費されたワイン等のコルク栓を収集し、再利用しています~

帝国ホテルを含む全国の企業・店舗・個人から回収されたコルク栓は、NPO法人を通じて都内の社会福祉法人にて選別・洗浄・加工され、コースター等となって販売されています。これら商品の収益の一部は、障がい者の自立支援のために使われています。

LED電球の共同開発 / 館内照明のLED化 ~電気メーカーと共同でダウンライト用のLED電球を開発しました~

2008年に国内電気メーカー様と共同で、帝国ホテル内のダウンライトに使用するLED電球を共同開発しました。化粧室での光がお客様の目に眩しくなく、かつ電力の消費量を従来製品の7分の1まで減らすことができるこの電球には、帝国ホテルのスタッフの工夫と「おもてなし」の心が加えられています。

また、2011年以降、帝国ホテルでは館内で使用する電球のLED化を推進しています。

リネン不交換の実施

帝国ホテルでは、環境に配慮したおもてなしの一環として客室でご利用いただくタオルやシーツについて、お客様からのご要望がある場合、お取替えをしないサービスを行っています。

また、帝国ホテル 東京においては当サービスの客室内でのお知らせに石灰石を原料としたストーンペーパーを使用しています。ストーンペーパーは耐久性が強く、原料に木材を使用せずまた製造時に水を使用しないため森林資源・水資源保護、CO2地球温暖化対策に貢献しています。

ストーンペーパー製のお知らせ

ストーンペーパー製のお知らせ

オフィスのゴミ分別の促進

帝国ホテルでは、ホテルから排出されるゴミの分別だけでなく、タワー・本館に入居されているオフィステナントの各社に協力をいただき、オフィスより排出されるゴミ分別の一層の促進に努めています。

客室や宴会場から排出されるゴミに比べて、リサイクルの可能な紙類の比率が高く、オフィス内での分別の方法や回収の方法を変更することにより、ゴミから資源に転換する効果を生んでいます。

客室アメニティリサイクル

帝国ホテル東京では、パートナー企業と協働し、スリッパなど客室で使用されたアメニティのリサイクルを行っています。客室係によって分別回収されたアメニティは、粉砕・加工され、固形燃料にリサイクルされています。

客室アメニティリサイクル

紙パック・使用済みコースターリサイクル

帝国ホテルでは、パートナー企業が実施している紙のリサイクルに賛同し、ホテル内のレストランや宴会場で使用した紙パックや使用済みの紙製コースターを提供しています。紙パックを原料にしたトイレットペーパーやペーパータオルを購入し、循環型リサイクルを実現しています。紙パック・紙製コースターの再生紙を使用した商品は、バージンパルプ使用の商品と同等の品質と言われています。

この活動では、レストランや宴会場に勤務するスタッフが、紙パックの洗浄・乾燥や、他のゴミとの分別回収等の準備を行う必要があり、従業員の環境意識の向上にも役立っています。

牛乳パック回収準備作業

環境にいいことを増やす

水のリサイクル ~客室で使用した水を再利用しています~

帝国ホテルでは、帝国ホテルタワーが竣工した1983年より、タワー客室のバスルームで使用された水道水をホテル内でろ過・殺菌し、従業員用のトイレの洗浄水として再利用しています。
この浄化システムにより、リサイクルできる水の量は1日平均で約320トン、年間でホテル全体の使用量の26日分の節水効果があります。

浄化のしくみ

屋上緑化 ~帝国ホテル本館屋上に広がる緑の庭園~

2002年4月、帝国ホテル東京 本館屋上にて、太陽光 (ソーラー) 発電施設を伴った屋上緑化を行いました。
太陽光発電を組合せた屋上緑化は、既存の高層建築物としては初めての例です。

屋上緑化は都市部におけるヒートアイランド現象の緩和や大気汚染の浄化、雨水の流出抑制に効果を発揮します。また、緑化部分の直下階の室温が2~3℃下がることによる省エネルギー効果も期待できます。
建物の構造上入ることは出来ませんが、本館に隣接する帝国ホテルタワーの客室フロアホールや、一部の客室から、昼間は屋上の緑と、池に見たてたソーラーパネルが日比谷公園のフランス式庭園に調和する眺望を、夜間はソーラー発電を利用したライトアップによる夜景をお楽しみいただけます。

屋上緑化

屋上緑化

グリーン電力を利用した電気自動車充電スタンドを設置

帝国ホテル東京では、電気自動車をご利用のお客様にも安心してご来館いただけるよう、経済産業省「次世代自動車充電インフラ設備促進事業」に基づき、電気自動車の急速充電スタンドを設置しています。

急速充電スタンドは電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHV)でご利用いただくことができ、15分~30分で80%充電することができます。2022年度は1,052台のご利用がございました。

<ご利用案内 >

場所
駐車場ビル2階
設置台数
1台
ご利用料金
無料 ※ 駐車場のご利用料金は必要となります
ご利用方法
電気自動車充電専用の駐車スペースに駐車いただき、お客様ご自身で充電していただきます。

電気自動充電

環境循環型野菜の利用

帝国ホテルでは、ホテルのレストランや宴会場で発生する食物の残りを館内で乾燥させ、専門のパートナー企業を通じて野菜栽培用の肥料にする活動を2007年から続けています。

更には、その肥料を使用して栽培された野菜や米を購入することで、循環型のリサイクルを実現し、これらの野菜を「環境循環型野菜」と呼んでいます。
環境循環型野菜は、帝国ホテル内のレストラン パークサイドダイナーやインペリアルバイキング サールにて一部使用されているほか、2013年9月からは帝国ホテルの従業員食堂にて一部のメニューに使用し従業員への環境活動の啓発に役立てています。

活動をひろく知ってもらう

帝国ホテルのSGDs推進・環境活動をすべての従業員に広める取り組みです。

【ポスター掲示】
活動状況や成果などを各分科会のスタッフが中心となり、ポスターを制作・掲示しています。日ごろの活動やこれまでの成果の推移などを簡潔に表現し、従業員やパートナー企業の方々のSGDsや環境活動への興味と理解を深めることに役立てています。

【社内報にて連載】
主に従業員と定年退職者向けに、年4回発行している社内報に「SGDs通信」として連載を行っています。SGDsや環境活動に関するトピックや継続的に行われている活動の成果をより詳しく掲載しています。

【SGDs eラーニングの実施】
当社グループ全従業員へのSDGs浸透を図るためeラーニングを実施し、約2,800名が受講しました。

【従業員食堂での取り組み】
厨房で従来廃棄されているような端材や、ホテルショップで販売しきれなかった商品を従業員食堂のメニューに活用することで、食品ロスの削減を推進しています。