サステナビリティ安全と安心のために

お客様の安全と安心はホテルの生命線です。リスク管理委員会のもと、感染症対策、食品衛生、災害対策、防犯対策など様々な取り組みを推進しています。また、障がいのあるお客様にも安心してホテルをご利用いただけるよう、バリアフリーへの対応を進めています。

10 人や国の不平等をなくそう、11 住み続けられるまちづくりを、12 つくる責任、つかう責任、17 パートナーシップで目標を達成しよう

リスク管理体制

安全と安心はホテルの生命線です。当社グループでは、リスク管理委員会のもと、感染症対策、食品衛生、災害対策、防犯対策など様々な取り組みを推進しています。

リスク管理委員会の設置

社長を委員長としたリスク管理委員会を2003年に設置し、内部統制や各種安全管理体制の報告のほか、国内外の情勢に応じ、新たなリスク事象への対応を協議しています。

食の安全と信頼委員会の設置

グループ全体の食の安全と信頼を守り、維持していくことを目的に2008年に設置し、食中毒対策、食品安全衛生、アレルギー事故対策、食品表示管理、防除などの徹底を図っています。

災害・テロ対策等のマニュアル整備と訓練の実施

地震・火災・水害などの災害、テロやインフラ停止など、緊急時に迅速に対応するための各種マニュアルを整備し、全社訓練や各部門訓練を実施するとともに、定期的なマニュアルの見直しも図っています。

また、お客様ならびに従業員の生命を守るべく、応急救護の有資格者数の充実を図っています。

地域一体の防災対策

帝国ホテル 東京では、2013年に千代田区と帰宅困難者受入協定を締結しました。

また、帝国ホテル 大阪では、2021年に大阪府、大阪市と三者間において大規模災害時における旅行者の受け入れなどに関する協定を締結しました。

バリアフリー対応

障がいのあるお客様にもホテルで快適に過ごしていただくために、バリアフリー対応を進めています。設備面の環境整備のほか、社員教育や障がいのある従業員による勉強会などを実施し、ハード・ソフト両面で取り組んでいます。

バリアフリーに配慮した宿泊環境の提供

電動ベッド(1台)、TVインターフォン、補助器具を常設したユニバーサルデザインルーム(1室)を提供しています。さらに2020年3月には、バリアフリーに配慮した一般客室を9室増設しました。

設備面のバリアフリー環境整備

館内では盲導犬・聴導犬・介助犬の受け入れ体制を整えています。また、車いす用のスロープを設置し、エレベーターなども車いすに対応しているほか、多目的トイレも設置しています。

東京都「心のバリアフリー」好事例企業

帝国ホテル 東京が、東京都「心のバリアフリー」好事例企業に認定されました。障がい者や高齢者に適切に接客する方法を学ぶ「介助サポート力向上セミナー」や、障がいのある従業員への合理的配慮、バリアフリールーム増設などの取り組みが評価されました。