サステナビリティ社長のごあいさつ

日本を代表するホテルとして持続可能な国際社会の発展に貢献

当社グループは現在、帝国ホテル 東京事業所の建て替え計画と、この地に根差した内幸町一丁目街区の企業10社と共創し次世代スマートシティの実現を目指す「TOKYO CROSS PARK構想」に向け、新たな価値創造や持続可能な未来を見据え、目下準備を進めております。

同様に、発足して3年となる当社「サステナビリティ推進委員会」のSDGsを基盤とした活動も着実に前進しております。

2022年度は、気候変動対策として2050年カーボンニュートラルに向け2030年までに直営全事業所のCO2排出量を総量で(2013年度比)40%削減することを目標とした脱炭素ロードマップを公表しました。また、循環型社会の実現に向け、プラスチック使用量および食品ロスの削減を推進しました。さらに、取引先のみなさまとともに持続可能で責任ある調達活動を目指すべく、グループ全体の「サステナビリティ調達方針」を策定し、運用を始めています。

株式会社 帝国ホテル 代表取締役社長 社長執行役員 定保 英弥 写真

こうした取り組みの積み重ねもあり、2023年3月にはSDGsを実践する宿泊施設の国際認証制度で最高位を取得しました。

来年2024年には帝国ホテルタワー館の建て替えが始まり、2030年の新タワー開業の後、いよいよ本館の建て替え期間に入ります。また、2026年には京都でホテルを開業する予定です。

2036年までの中長期経営計画では「人を原点とする帝国ホテルブランドを進化させる」というビジョンを掲げました。メイド・イン・ジャパンのホテルとして、お客様とともに持続可能性を追求し、SDGs達成への貢献と企業価値の更なる向上を図ることで、本業であるホテル業の発展に繋げてまいります。来る2040年の開業150周年へと継承しながら国際社会に貢献すべく、今後もその役割と責任を果たしてまいります。

株式会社 帝国ホテル
代表取締役社長 社長執行役員
定保 英弥(さだやす ひでや)