「ホテルピーナッツクリーム」の簡単応用レシピ。パンはもちろん料理やデザートにも!
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帝国ホテルオリジナルの「ホテルピーナッツクリーム」は、パンのお供はもちろん、料理の美味しさを引き出す調味料としてもお使いいただけます。ご家庭での普段の料理にひと味プラスした、簡単おすすめアレンジレシピも添えてご紹介します。
約四半世紀愛され続ける「ホテルピーナッツ クリーム」

帝国ホテルの人気のスプレッドのひとつが「ホテルピーナッツクリーム」。時期ごとに厳選したピーナッツを数種類ブレンドし、焙煎することでピーナッツの奥深い香りと味わいを引き出しています。さらに、原料をミクロンレベルまで細かくすることで、滑らかな口当たりを実現。「ホテルピーナッツクリーム」の上質で飽きのこない味わいは、発売以来、多くのお客様に支持されています。
パンのお供だけにあらず! 「ホテルピーナッツクリーム」はさまざまな場面で活用できる点も人気の秘密

ピーナッツクリームといえば、まず思い浮かぶのはパン。きつね色に焼けたトーストに「ホテルピーナッツクリーム」をたっぷり塗っていただく幸せは、誰もが想像できるのではないでしょうか。しかし「ホテルピーナッツクリーム」の使い方は、それだけではありません。甘さ控えめできめ細やかなことから、料理やスイーツづくりにもご活用いただけます。キッチンで幅広く活躍してくれることもロングセラーの理由のひとつでしょう。
帝国ホテルキッチン料理長 下川明宏が提案「ホテルピーナッツクリーム」を使ったホテルライクな簡単レシピ3
今回、帝国ホテルキッチン料理長の下川がご提案するレシピは、フランス料理など本格的な料理をアレンジしたものですが、オーブントースターなどご家庭にある調理器具で簡単におつくりいただけます。「ホテルピーナッツクリーム」を使ったホテルライクな簡単特製レシピを、ぜひお試しください。
その1. 若鶏の香草パン粉焼き ~ピーナッツクリームと粒マスタードの味わい~

材料(4人分)
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若鶏もも肉(120g) 4枚
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ピーナッツクリーム 40g
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生パン粉 93g
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粉チーズ 適量
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マーガリン 適量
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イタリアンパセリ 8g
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フォン・ド・ヴォーまたはデミグラスソース 293g
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白ワイン 43g
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サラダ油 適量
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付け合わせ用野菜 お好みで
作り方
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1.鶏もも肉は余分な脂身や筋を取り除いておく。
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2.ピーナッツクリームと粒マスタードを混ぜ合わせておく。
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3.フライパンにサラダ油をひいて加熱し、塩胡椒をふった①の鶏肉を弱火~中火で皮目をしっかりと焼く。
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4.皮の余分な脂分が抜けて綺麗な焼き色がついたら、裏返して身側を焼いて中までしっかりと火を通し、バットに取り出す。
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5.④のフライパンに白ワインを加え、残った肉の旨みを煮出したあと、フォン・ド・ヴォーまたはデミグラスソースを加え、塩胡椒で味を調える。
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6.④の鶏肉の皮目に②を塗り、みじんぎりのパセリと粉チーズを混ぜたパン粉をのせて、上から溶かしたマーガリンをかけて、トースターで焼く。
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7.パン粉に程よい焼き色がついたらひと口大にカットして、お好みで付け合わせの野菜とともに盛り付け、⑤のソースをかけて完成。
肉や魚に香草パン粉をつけて焼くフランス料理「ペルシヤード(パセリを使用した料理)」をアレンジしたお料理です。香草パン粉の香ばしさとピーナッツクリームのコクが加わると、いつもの鶏肉料理がワンランクアップ。
「ホテルピーナッツクリーム」に加えた粒マスタードの酸味が食欲をそそります。鶏肉を焼くときは皮目を下に、皮がカリカリになるまでじっくり焼くと食感や香りがさらにアップ。鶏胸肉や豚肉、お魚に置き換えても美味しくいただけます。
その2. 白身魚のワイン蒸し ~ピーナッツ風味のクリームソース~

材料(4人分)
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真鯛切り身(60g/枚) 4枚
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玉ねぎ 35g
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シメジ 120g
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白ワイン 100g
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白ワインビネガー 40g
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生クリーム(35%) 220g
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バターまたはマーガリン 適量
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ピーナッツクリーム 40g
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塩 6g
作り方
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1.真鯛は塩胡椒をして、オリーブオイルをひいたフライパンで皮目のみしっかりと焼く。
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2.バターまたはマーガリンを塗った鍋に①を並べみじんぎりにした玉ねぎとほぐしたシメジを加え、白ワインを注いで鍋に蓋をして加熱する。
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3.魚に火が通ったら取り出して、白ワインビネガーを加え残りの汁と共に煮詰める。しっかり煮詰まったら生クリームを加え軽く煮詰めてから、ピーナッツクリームを加え水で濃度を調整し取り出しておいた魚を戻して温める。
続いてご紹介するのは、魚料理にぴったりのソースです。白ワインビネガーとバターを使用したフランスの伝統ソース「プール・ブラン」を、バターの代わりに「ホテルピーナッツクリーム」を加えてアレンジしました。ピーナッツの風味が加わることで旨味がアップ。
付け合わせのしめじはマッシュルームやエリンギに変えても良いでしょう。ソースを多めに作り、茹でたフェットチーネを添えれば、おしゃれなワンプレートディッシュができあがります。
その3. 豚ロース肉のソテー ~和風ピーナッツソース~

材料(4人分)
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豚ロース肉(薄切り) 8枚
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醤油 40g
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日本酒 40g
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みりん 40g
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生姜汁 25g
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コーンスターチ 小さじ1
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白ワイン 40g
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ピーナッツクリーム 80g
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サラダ油 適量
作り方
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1.ピーナッツクリームに白ワインを加えて溶いておく。
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2.醤油、みりん、日本酒、生姜汁を合わせ、豚ロース肉を冷蔵庫で30分以上漬け込む。
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※取り出した後のタレはとっておく。
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3.取り出した豚ロース肉の水分をキッチンペーパーでふき取り、サラダ油をひいたフライパンで両面を焼く。
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4.焼きあがったら、バットに並べ、①のピーナッツクリームを適量片面に塗り、トースターで焼く。
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5.②のタレを小鍋でひと煮立ちさせたら、コーンスターチで軽くとろみをつけ、①の残りを加えてソースにする。
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6.④のロース肉をお皿に盛り付け、⑤のソースをかけたら完成。
こちらは、ポークジンジャー、いわゆる"豚の生姜焼き"のアレンジレシピ。下味をつけた豚肉はフライパンで焼き色がつくまでしっかり焼きましょう。ピーナッツクリームを塗りオーブントースターで焼くことで、お肉のクセが消えてしっとりとした仕上がりに。
「ホテルピーナッツクリーム」を加えたソースは生姜の風味がまろやかで、お子様にも好まれる味わいです。また、冷めても美味しくいただけるため、お弁当のおかずにもぴったりです。
さらに簡単に楽しめる!「ホテルピーナッツクリーム」を使ったお手軽レシピ3
本格的な料理の味わいをグンと引き上げる「ホテルピーナッツクリーム」は、簡単なお料理でもその実力を発揮します。「ホテルピーナッツクリーム」を加えることでコクも旨味もアップする和洋中のアレンジレシピを3つご紹介します。
その1. スナップエンドウのピーナッツクリーム和え~

材料(2人分)
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スナップエンドウ 1パック
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ホテルピーナッツクリーム 大さじ2
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醤油 小さじ2
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はちみつ 小さじ2(お好みで)
作り方
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1.スナップエンドウは筋をとり、塩茹でする。
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2.ピーナッツクリームに醤油とお好みではちみつを加え、滑らかになるまで混ぜ合わせる。
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3.①のスナップエンドウに②を回しかける。
「ホテルピーナッツクリーム」に醤油を合わせただけで、和風の味わいのピーナッツソースになります。甘めの味わいがお好みの場合は、はちみつも加えましょう。コクのあるピーナッツの風味が、茹でたスナップエンドウ本来の甘味を引き立てます。茹でたほうれん草などの和え衣としてもお使いいただける他、温野菜や野菜スティックに添えて、ホームパーティーの前菜にもおすすめです。
その2. 担々麺

材料(2人分)
肉味噌
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豚ひき肉 100g
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豆板醤 小さじ1
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ニンニク 小さじ1/2
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しょうが 小さじ1/2
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酒 小さじ2
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醤油 小さじ2
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酒 適量
スープ
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ホテルピーナッツクリーム 大さじ2
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味噌 大さじ1
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豆板醤 大さじ1
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中華スープの素 小さじ1
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牛乳 200cc
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中華麺 2玉
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青梗菜 適量
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ラー油 適量(お好みで)
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花椒 適量(お好みで)
作り方
肉味噌
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1.熱したフライパンに、油(分量外)をひき、豚ひき肉を弱火でほぐしながら炒める。
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2.肉に火が通ったら、ニンニク、生姜のみじん切りを加え香りがでるまで炒めたら、豆板醤を加える。
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3.酒と醤油で味を付けたら肉味噌が完成。
スープ
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4.鍋に水700ccを入れて溶かし、ホテルピーナッツクリーム、味噌、豆板醤、中華スープの素、牛乳を加えてよく混ぜ合わせる。
仕上げ
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5.別の鍋で中華鍋と青梗菜を茹で、麺を器に移したら、スープを注ぎ、青梗菜と肉味噌を上から盛り付ける。お好みでラー油と花椒を加えたら完成。
中華料理の人気メニュー「担々麺」は、ご家庭でつくるにはハードルが高い一品ですが、「ホテルピーナッツクリーム」を使うと驚くほど簡単にコクのあるスープができあがります。仕上げにラー油と花椒(ホワジャオ)を加えるとより本格的な味わいに。お子さま用には豆板醤を控えめにすると、ご家族でお楽しみいただけます。
その3. エルビスサンド

材料(1人分)
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食パン 2枚(8枚切り)
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バナナ 1本
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ベーコン 2枚(40g)
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ホテルピーナッツクリーム 大さじ2
作り方
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1.バナナは皮を剥き、斜めに薄切りにする。
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2.ベーコンをフライパンでカリカリになるまで焼く。
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3.食パンの両面をきつね色になるまで焼く。
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4.③にホテルピーナッツクリームを大さじ1ずつ塗る。
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5.④のパンで①と②をはさみ、半分に切る。
トーストにピーナッツクリームとバナナ、ベーコンを挟んだ「エルビスサンド」は、歌手のエルビス・プレスリーが愛したことで知られる人気のサンドイッチ。ベーコンをカリカリに焼いて、ピーナッツクリームをたっぷりはさむのがポイント。バナナの甘味とベーコンの塩味が「ホテルピーナッツクリーム」の香りとコクでうまくまとまり、上品な仕上がりに。世代を問わず喜ばれるサンドイッチです。
Profile
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下川 明宏 帝国ホテルキッチン 料理長
1978年帝国ホテル入社。
1979年より調理部に勤務。イタリア・ローマを代表するホテル「ホテルハスラー」やフランスで1835年に創業した歴史あるホテル「ル・ムーリス」で研鑽を積むとともに、2006年に惜しまれながら閉店した帝国ホテル 東京のイタリア料理レストラン「チチェローネ」やブフェレストラン「インペリアルバイキング サール」などでシェフを歴任。
レストラン調理課課長、調理部次長を経て、2018年より帝国ホテルキッチン取締役料理長。
帝国ホテルキッチンとは
「世界のVIPや内外の美食家のみなさまに供してきた帝国ホテルの伝統の味を、ご家庭で手軽にお召し上がりいただきたい」との思いから、1974年日本冷蔵(現=ニチレイ)と帝国ホテルが帝国ホテルキッチン(旧インペリアル・キッチン)を設立。 帝国ホテルで長年受け継がれる味を高度な加工技術で製品化し、ご家庭にお届けしています。
商品撮影/升谷玲子(studio Bloom Room)
スタイリング/渡辺陽子
文/畑 礼子
編集/小松めぐみ
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