クリスマスには帝国ホテルのお取り寄せローストチキン。岩手県産銘柄鶏の逸品!
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岩手県産鶏「みちのく清流どり」を使用し、帝国ホテルオリジナルのレシピでつくるローストチキン。存在感あるメインディッシュとしてテーブルを華やかに彩り、クリスマスムードを盛り上げてくれるでしょう。美味しさの秘密から残ったチキンの活用法までご紹介します。
クリスマスのごちそうとしてローストチキンを食べるようになった理由
いまやすっかり日本にも定着している「クリスマス=ローストチキン」のイメージですが、いつ頃からどのように始まったのでしょうか。
もともとキリスト教の信仰が深いアメリカやヨーロッパ諸国では、イエス・キリストの誕生日であるクリスマスに、豚や羊などをごちそうとして用意してお祝いしていました。1860年代に入って、ヨーロッパの人々がアメリカに移住するようになったことをきっかけに時代が移り変わる中で、七面鳥を食べるようになったといわれています。サイズが大きいので、1羽まるごとローストすれば多くの人のお腹を満たすことができたのです。
明治時代になると、日本にもクリスマスの文化が入ってきました。しかし、当時は七面鳥を入手することが難しかったため、代わりにチキンをローストして食べていたとされ、やがてその習慣が根づいたといわれています。
帝国ホテルオリジナルのマリネ液が味わいの決め手。
柔らかくジューシーなローストチキン
帝国ホテルのローストチキンに使用するのは、岩手県内で飼育された「みちのく清流どり」。ローズマリーやタイムなどのハーブを加えた飼料で育てた上質な味わいの銘柄鶏です。白ワイン、レモン、砂糖、おろしにんにくなどを合わせた帝国ホテルオリジナルの特製マリネ液に2日間漬け込んだ後、1時間以上かけてじっくり焼き上げていきます。丁寧な火入をすることによって、外は香ばしくパリパリ、中はしっとりとした口当たりに。1羽丸ごとですので、部位ごとに取り分けて、異なる味わいを楽しむことができます。迫力あるビジュアルに心が躍ります。まさにクリスマスの食卓に相応しい特別感あふれる逸品です。
ローストチキンの美味しい活用法
ここからはローストチキンの美味しい活用法を2つご紹介します。パーティーでのアレンジや食べきれなかった際などにぜひご参考にしてください。
ほぐした身をトッピングしたサラダ
さっぱりとしたむね肉の部位は、サラダとの相性も抜群。数種類の葉野菜に、マッシュルームやローストしたカリフラワー、オリーブ、ほぐしたローストチキンの身を盛り付け、オリーブオイルと塩、胡椒をふるだけで、様々な食感を楽しめる食べ応えのあるサラダが完成します。
ほかにも、野菜やチキンを角切りにしてコブサラダにしたり、サンドイッチの具材にしたり。季節の野菜をあわせるなど、ぜひお好みに合わせてアレンジしてみてください。
鶏ガラからとった旨味を活かしたスープ
ローストチキンは、骨まで活用できるのが嬉しいところです。身を外した鶏ガラを水と塩と一緒に火にかけ、沸いたら蓋をして弱めの中火で30分ほど煮出すと白濁したスープに。
ざるの上にキッチンペーパーを敷いて濾せば、自家製のチキンスープストックのできあがりです。
そのスープストックを使えば、簡単に風味豊かなスープをつくることができます。例えば、オリーブオイルを熱したフライパンに、細切りにした玉葱や人参、セロリを入れ、塩をふってさっと炒めます。
この時、蓋をして5分ほど蒸らすとより鶏の旨味と香味野菜の甘味がアップ。野菜を鍋に移し、ほぐしたチキンの身とスープストックを入れ、塩胡椒で味を調えれば完成です。
やさしい味わいの身体に染みわたるスープは、寒い季節にぴったり。食材を余すことなく味わうことはSDGsにも繋がり、身体にも地球にも優しいレシピです。
岩手県産鶏「みちのく清流どり」を1羽丸ごと使ったごちそう感溢れる帝国ホテルのローストチキンを囲んで、思い出深いクリスマスをお過ごしください。
撮影/升谷玲子(studio Bloom Room)
スタイリング/渡辺陽子
文/外川ゆい 編集/小松めぐみ
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※商品内容は取材当時のものです。最新情報はオンラインショップまたはホームページをご確認ください。