社員インタビュー

管理部
S.S.さん

2022年 総合コース入社

帝国ホテルらしさを、
購買という力で支える。

帝国ホテルを選んだ理由

日本を代表するホテルには、人の良さも働きやすさもあった。

お客様のことを第一に考え、お客様のために奔走できる。そんなホスピタリティの心を持って働けるサービス業に小さい頃から魅力を感じていました。ただ、就職活動の時期がコロナ禍と重なり、エントリーできる業界や業種が限られてしまうという状況に。それでも“自分のやりたい仕事”という軸を決して外すことなく、最終的に選んだのがホテル業界でした。
最初は、日本の文化や伝統を大切にしていることを基準に志望候補を探しました。その中でも日本の迎賓館としての役割を担って誕生し、今も日本を代表するホテルである。そんな他のホテルにはない魅力に惹かれて帝国ホテルにエントリーしました。初めて帝国ホテルに足を踏み入れたときは、ロビーの重厚な雰囲気とスタッフの方々の凛とした姿に正直圧倒されましたね。ただ、選考過程で人事の方をはじめ社員の方と実際にお話しすると、とてもフランクで親しみやすく、そのギャップがあったことでさらに惹かれました。あと、福利厚生の面を他のホテルと比べたときに帝国ホテルは一番充実していると感じました。サービス業で完全週休2日制はあまりないと思います。そうした“人の良さ”や“働きやすさ”が後押しとなり、帝国ホテルへの入社を決意しました。

現在の仕事内容

数え切れない雑貨・備品を扱い、すべての部署に必要とされる。

入社後の研修期間を経て、2023年10月から管理部資材課に本配属されました。雑貨・備品の購買担当として、発注業務や見積もり取得、新規購入品の選定などを担当しています。対象となるのは客室だけではなく、調理場やフロントも含めて帝国ホテルのあらゆる場所。さらには、従業員のボールペンやバッジ、パンフレットなどの印刷物まで取り扱い、その点数は数え切れないほどです。日々、各部署から「これが欲しい」「あれが足りない」と随時連絡が入るため、取引先にミスなく迅速に発注することを何よりも心掛けています。柔軟な対応力が問われますが、すべての部署に必要とされる仕事なので、責任感とともに大きなやりがいを感じています。
特に印象に残っている業務は、新しいアメニティの選定に携わったことです。帝国ホテルのイメージに合っているか、お客様に喜んでいただけるかといった視点でサンプルを取り寄せ、実際の使用感やコスト面なども踏まえて検討を重ねました。最終的には客室課の責任者が選定しますが、その判断材料をまとめることができました。自分が選定に携わったアメニティが帝国ホテルの客室に置かれている。そのことが心から嬉しいですね。

働く環境

いつも働きやすく、長く続けられる。

入社前に社員の方がお話ししていた“風通しの良さ”を、今まで所属した全部署で実感しています。先輩はもちろん、 上司も含めて、いつも優しく支えてくださいます。あと、同期の絆が強いことも帝国ホテルの特徴かもしれません。総合コースの場合は、上高地帝国ホテルでの勤務となる配属が多い傾向にあります。その期間をともに過ごす中で、つながりを深めることができました。本配属後は別々の部署で働いていますが、今でも相談し合ったり、頻繁に集まったりしています。同期という存在がいるから、前向きに仕事に取り組める。そう思えるのは、上高地帝国ホテルでの勤務があったからだと強く思います。
これからのライフプランを考えたときに心強いのは、産休・育休制度が整っていることです。実際に男性の方も含めて、先輩の皆さんはしっかりと取得されています。私も機会があれば、もちろん利用したいですね。キャリアを重ねるうえでは、総合コースのジョブローテーションが気になります。「1つの会社にいながら、転職するような経験ができる」という先輩の言葉に魅力を感じました。私も異動になった際は新しい気持ちで次の仕事に取り組み、自分自身の幅を広げていきたいです。

今後の目標

感動の創造を支えるために、もっと頼られる存在へ。

私たちが取り扱う多種多様な雑貨・備品には、お客様が目にしないものも数多く含まれます。でも実はその中の大半が、お客様に感動をお届けするうえで欠かせないものといえます。たとえば、調理器具。ある日、「パスタを綺麗に巻いて盛り付けたいので、2cm幅のフォークを用意してほしい。他の幅だと美しく見えないから2cm幅で指定したい」というシェフからの要望を受けたことがあります。シェフが思い描くメニューを完成させるために、“2cm幅”というこだわりに応える。それは購買としての力の見せどころですし、結果的にお客様の感動につながることでもあります。このケースでは文房具屋さんにも問い合わせて、要望通りのフォークを探し出せました。実際に完成した美しい盛り付けを見ると、感動の創造を担えることができたと実感しました。

帝国ホテルには各現場で一流のプロが働いているので、こうしたこだわりのある要望があらゆる部署から届きます。だからこそ、今は「無茶なお願いでも、なんとかしてくれる」と頼られる存在になっていきたいですね。同時に、新規購入品の選定でも力を発揮できるよう日常生活でもアンテナを張って、日本を代表するホテルにふさわしいアイテムを提案したいです。

一日のスケジュール

9:00

出社

メールチェック、スケジュール確認、発注業務

10:00

見積もり依頼

各部署からの依頼をもとに、各取引先へ見積もりを依頼

11:00

打ち合わせ

取引先とアメニティに関する打ち合わせ

12:00

昼食

13:00

発注業務

15:00

メール返信・各部署手配

16:00

発注業務

17:30

退社