グラスに注ぐと溢れ出す、熟した赤・黒系果実のアロマやスパイス、ローストナッツ、バニラなどのニュアンス。口に含むとチェリーやプラム、カシスを思わせる果実味が広がり、フィニッシュに向けてダークペッパーやシダ、タバコなど様々なニュアンスが現れます。

18世紀にはダルマイヤック家の所有でしたが、その後何度か所有者が変わり、1933年よりバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドが所有しています。その後、シャトー名は4回も変更。最初のダルマイヤックから、ムートン・ダルマイヤック、ムートン・バロン・フィリップ、ムートン・バロンヌ・フィリップと変わり、1989年からこのダルマイヤックに落ち着いています。早くから愉しめる溌剌として外交的なキャラクターが人気の秘訣です。