ご自宅で楽しむ帝国ホテルのカレーに本格スパイス香る新作が登場!ダルやキーマも

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帝国ホテル2023年新作カレー

開業以来 130年以上の歴史がある帝国ホテルのカレー。今回は、帝国ホテル オンラインショップでもお取り寄せ可能なスパイス香る新作カレーを、商品開発に携わった帝国ホテルキッチン料理長 下川明宏のコメントとともにご紹介します。

帝国ホテルのカレーとは?

130年の伝統と歴史を受け継いだ上質な味

帝国ホテル二代目本館「ライト館」

カレーは、明治時代にイギリスから日本に伝えられたといわれていますが、明治23年(1890年)開業当時の帝国ホテルのメニューにはすでにカレーが掲載されていたことが、記録に残っています。本館1階の「パークサイドダイナー」などの人気メニューとして、現在ご提供しているカレーの原型ができたのは昭和初期。第8代料理長 石渡文治郎がヨーロッパで修得をし、日本に持ち帰ってきたのがはじまりとされています。丹念に炒めた香味野菜をトマトやチキンブイヨンとともにじっくり煮込んで、あえて裏ごしをせず粒感を残したカレーソースは、帝国ホテルのカレーの基本レシピとして今も受け継がれています。

自宅でも楽しめるカレーがバラエティ豊富なラインナップに深化

帝国ホテル2023年新作カレー

帝国ホテルのカレーは、ホテル内だけでなく、ご自宅でも気軽に楽しんでいただけるよう、商品特性に合わせて缶詰、レトルト、冷凍のさまざまなスタイルで販売されています。帝国ホテルのカレーの醍醐味を味わえる「ビーフカレー」や、伝統のカレーソースをベースに、インドカレーのエッセンスが加わった香辛料の奥深い風味が楽しめる2種類の「マドラス風カレー」、ココナッツミルクとカシューナッツの濃厚なコクとさわやかな辛さが食欲をそそる「タイ風チキンカレー」など...。帝国ホテルのカレーは、日本の迎賓館としての役割を担いさまざまな国の賓客を受け入れてきた歴史を活かし、多種多様なラインナップになって深化し続けています。

ご自宅で楽しめる帝国ホテル新作カレーをクローズアップ

ご自宅で楽しめる帝国ホテルの新作カレーは全部で3種類。商品を手掛けた帝国ホテルキッチン料理長の下川明宏が、それぞれの商品の特徴や、美味しく食べるためのちょっとしたポイントをご紹介します。

その1. 「ダルカレー」【缶詰タイプ】

帝国ホテル 東京にて、2015年に現地からシェフを招聘し開催した「インドフェア」で、好評を博した「ダルカレー」から着想を得て開発された商品です。「ダル」とは、ヒンディー語で豆を意味し、国民の半数以上がベジタリアンと言われるインドでは、国民食として親しまれているカレーです。下川は、インドフェアで「ダルカレー」に出会った当時、「こんなに美味しい豆のカレーがあるのか!」と衝撃を受けたといいます。缶詰めタイプでお届けする「ダルカレー」は、豆の美味しさを引き出すためにターメリック、クミン、コリアンダー、ガラムマサラ、カイエンペッパー、カレーパウダーを独自に調合し、食べた時のスパイスの香りや味わいも楽しめるように仕上げました。動物由来の原材料を使用せず食物アレルギーに配慮した商品ですので*、食事に気を遣っている方にも召し上がっていただきやすい商品です。より本場の味や雰囲気を楽しむためにジャスミンライスやターメリックライス、ナンと合わせてお召し上がりいただくのもおすすめです。

  • 食品表示法で定められる特定原材料7品目および特定原材料に準ずるもの21品目の合計28品目を使用していません。
  • オンラインショップではセット商品のみ販売しております。

その2. 「十勝牛キーマカレー」【レトルトタイプ】

「十勝牛のキーマカレー」は、お茶碗一杯分サイズ(90g)にぴったりの小容量サイズのカレーです。下川が、帝国ホテル 東京のブフェレストラン「インペリアルバイキング サール」のシェフを務めていた際、バイキングならではの「さまざまな料理を少量ずつ食べるスタイル」から着想を得て誕生しました。今回新たにラインナップに加わる「十勝牛キーマカレー」は、クミン、コリアンダー、カフィルライム、ガラムマサラ、カルダモン、ターメリック、レモングラス、レッドペッパー、クローブなどの厳選したスパイスのみを使用した本格的な味わいが持ち味で、十勝牛のひき肉の旨みとスパイシーな味わいは少量でも満足感があります。ライスはもちろん、ナンやフランスパンとも相性抜群。トーストした食パンにバターを塗り、十勝牛キーマカレーをのせてサンドイッチにするのもおすすめです。また、お好みでフライドオニオンやパイナップルピュレを添えれば味わいの変化もお楽しみいただけます。

その3. 「キーマカレードリア」【冷凍】

続いてご紹介するのは、ターメリックライスの上にマイルドなカレーをのせた「キーマカレードリア」です。カレーソースにミルクを加えることでまろやかな仕上がりに。試作を重ね、パウダーチーズのみを使うことで「ご家庭のオーブンで焼いたときにこんがりと美味しそうな焼き上がりになるよう工夫しました」と下川。小容量サイズですので、食卓に1品加えたりお子様の軽食にもぴったりです。

  • オンラインショップ・通販カタログ限定商品。セットのみの販売となります。

ご自宅で楽しむ帝国ホテルの新作カレー番外編「若鶏のフリカッセ スタンリー風」

最後に番外編として、新作カレー3点と時期を同じくして発売されるフランス料理「若鶏のフリカッセ スタンリー風」もご紹介しましょう。こちらは柔らかな若鶏を、カレー風味のホワイトソースと合わせた一品。スタンリー風という名前の由来はイギリスの探検家ヘンリー・モートン・スタンリー氏に由来するという説も。クリーミーなソースには、フランスパンはもちろん、白飯やタリアテッレを合わせても美味しくお召し上がりいただけます。

  • オンラインショップではセット商品のみ販売しております。

Profile

  • 下川 明宏 帝国ホテルキッチン 料理長

    1978年帝国ホテル入社。

    1979年より調理部に勤務。イタリア・ローマを代表するホテル「ホテルハスラー」やフランスで1835年に創業した歴史あるホテル「ル・ムーリス」で研鑽を積むとともに、2006年に惜しまれながら閉店した帝国ホテル 東京のイタリア料理レストラン「チチェローネ」やブフェレストラン「インペリアルバイキング サール」などでシェフを歴任。

    レストラン調理課課長、調理部次長を経て、2018年より帝国ホテルキッチン取締役料理長。

    帝国ホテルキッチンとは

    「世界のVIPや内外の美食家のみなさまに供してきた帝国ホテルの伝統の味を、ご家庭で手軽にお召し上がりいただきたい」との思いから、1974年日本冷蔵(現=ニチレイ)と帝国ホテルが帝国ホテルキッチン(旧インペリアル・キッチン)を設立。帝国ホテルで長年受け継がれる味を高度な加工技術で製品化し、ご家庭にお届けしています。

商品撮影/升谷玲子(studio Bloom Room)
スタイリング/渡辺陽子
文/畑礼子
編集/小松めぐみ

  • 商品内容は取材当時のものです。最新情報はオンラインショップまたはホームページをご確認ください。

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