帝国ホテル 定番お取り寄せスイーツ・グルメ10選。愛され続ける商品に注目

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スイーツから惣菜、ワインまで、幅広い商品をラインナップする帝国ホテルのお取り寄せグルメ。中でも長年人気の定番グルメ10アイテムの魅力を、それぞれの歴史とともに詳しくご紹介いたします。気になるアイテムがございましたら、ぜひご自宅でお試しください。

2025年、開業135年を迎える帝国ホテルの歴史

2025年に開業135年を迎える帝国ホテルは、1890年、日本の「迎賓館」として東京・日比谷に誕生しました。1923年には、フランク・ロイド・ライト設計の2代目本館「ライト館」が完成。「東洋の宝石」と称されたライト館は大正時代を象徴する建築として知られ、関東大震災を耐え抜いたその構造は、耐震建築の先駆けとも言われています。
一方、帝国ホテルは料理の分野でも革新を続けてきました。その象徴が1971年に開店したホテルショップ「ガルガンチュワ」です。「帝国ホテルの味をご家庭で」というコンセプトのもと、ホテルのクオリティを保ちながらも手軽に楽しめる商品を展開し、多くのファンを魅了しています。

帝国ホテルで愛され続けている定番商品の歴史をご紹介

帝国ホテルのギフトやお土産として愛され続けている定番商品は、いずれもホテルショップ「ガルガンチュワ」から誕生しました。1971年の開業時の品揃えはパン、ペストリー、西洋惣菜が中心でしたが、現在は冷凍食品や缶詰、ワインなども含む幅広い商品を取り揃えています。
1971年の開店時から人気の「ブルーベリーパイ」は、バターの風味豊かなパイ生地と、シナモンを利かせたブルーベリーフィリングのバランスが絶妙な定番商品。
1974年の「ガルガンチュワ」の店舗拡張に伴い、販売を開始したアイスクリームは、卵を贅沢に使い、上質なバニラビーンズを生かしたリッチな味わいが特徴。紅花油を主成分とした「帝国ホテル マーガリン」は、バターのように風味豊かな味わいと、香料・酸化防止剤・着色料不使用の高い品質が支持されています。
1977年に登場した「クッキー詰合せ」は、贈答品として人気の定番商品。1996年にはフレーバーのラインナップや包装形態を刷新し、より長く美味しさを保つ仕様に改良されました。
1986年には、日本人の食生活の多様化に対応した新製品の開発が進み、1人前サイズのスープ缶が4種類登場。
1990年代にはさらにラインナップが増え、数々のヒット商品が誕生しました。なかでも「帝国ホテル ピーナッツクリーム」は、パンに塗るだけでなく料理やお菓子作りにも使える万能アイテムとして、現在も多くのみなさまにご好評をいただいております。
また、2000年代以降には、帝国ホテルのパティシエが美味しさを追求して作り上げたフルーツケーキ「オーチャード」や抹茶のケーキ「テ ヴェール」、「グラン クラシック ショコラ」などの焼菓子が誕生しました。
2015年には、帝国ホテルのソムリエがブレンドを手掛けたワイン「峡東」が登場。甲州種を100%使用した白ワインは、洋食はもちろん、和食とも相性が良く、自宅での食事に寄り添うワインとして人気が定着しています。
「帝国ホテルの味をご家庭で」という趣旨のもと、グルメブームを先取りした高級食品を次々と開発し、長年にわたり進化を続けてきた「ガルガンチュワ」。人気の定番商品を味わえば、長く愛される理由を感じていただくことができるでしょう。

帝国ホテル定番のお取り寄せスイーツ・グルメ10選

幅広いラインナップを誇る帝国ホテル伝統のグルメは、お取り寄せいただくことも可能です。ここからはオンラインショップでも人気の定番10アイテムの魅力をご紹介します。

お取り寄せスイーツ・グルメ1:ブルーベリーパイ(冷凍食品)

しっかりとした味わいのブルーベリーをシナモンやレモン果汁、隠し味のバターとともにじっくり炊き上げ、直径9cmのパイの中にぎっしりと詰めた「ブルーベリーパイ」。2種類のパイ生地を使用し、食感の良さを追求していることが特徴です。帝国ホテル オンラインショップの「ブルーベリーパイ」は、1箱2個入りの冷凍タイプ。一晩冷蔵庫で解凍するだけで手軽にお召し上がりいただける冷凍ブルーベリーパイは、ホテルにお越しになる機会がない方や遠方にお住まいの方への贈り物としてもご好評をいただいております。

お取り寄せスイーツ・グルメ2:アイスクリーム詰合せ

素材を生かした濃厚な味わいでご好評をいただいているアイスクリームは、バニラ、抹茶、チョコレート、ストロベリー、ピスタチオの5種類です。バニラは、バニラビーンズの香りを引き立てる控えめな甘さが特徴。抹茶には、香り・甘み・渋みのバランスが優れた愛知県西尾市産の抹茶を使用し、製造ごとに開封したての抹茶を使って風味を生かしています。チョコレートは、カカオ感をしっかりと感じられるよう、カカオ含有率80%のフランス産チョコレートを使用。ストロベリーには厳選したいちごと北海道産生クリーム、ピスタチオにはアメリカ産ピスタチオペーストを使用して、素材の風味を生かしています。

お取り寄せスイーツ・グルメ3:帝国ホテル マーガリン

紅花油(サフラワー油)を中心とする高級原料を配合した「帝国ホテル マーガリン」は、1976年、初代総料理長 村上信夫の時代に「誰もが納得する味」を目指して開発されました。1996年にはトランス脂肪酸含有量の低減のために配合を見直し、2004年には香料の使用を止めて発酵乳の風味を活かす製法に変更。2006年には主原料の紅花油をハイオレイック(高オレイン酸)タイプの紅花油に切り替えるなど、より健康に配慮した製品へと進化を遂げてきました。上質な素材を生かしたマーガリンはバターのように風味豊かで、冷蔵庫から出したばかりでもやわらか。どんなパンにもマッチする美味しさに加え、その使い勝手のよさでもご好評をいただいている、健康に寄り添ったスプレッドです。

お取り寄せスイーツ・グルメ4:缶入りスープ(1人前)

1人前サイズのスープ缶は、1986年、日本人の食生活の多様化に合わせて誕生しました。最初に1人前サイズで登場したスープ缶は、コンソメ、フレンチオニオン、クリームコーン、パンプキンの4種類です。中でもとくに開発に力を注いだのは「コンソメ」でした。なぜなら、コンソメの味わいはデリケートなため缶詰にすると味が変わりやすく、従来、缶詰には向いていないものとされていたからです。地道な研究によって、2年がかりで製品化を遂げたコンソメスープは、温めるだけで召し上がれるストレートタイプ。冷やすとジュレ状に固まるので、前菜に添えるなど幅広くご活用いただけます。フレンチオニオンは、飴色になるまでじっくりと炒めた玉ねぎの甘味とコクを活かした、とろけるような味わいです。クリームコーンは、クリーム状にしたとうもろこしのなめらかな口当たりが特徴。パンプキンは、丁寧に裏ごししたかぼちゃに牛乳と生クリームを合わせた、まろやかな味わいです。ホッとするような温かみのある味わいのスープ(1人前)は、化粧箱入りもご用意しており、ご贈答・ご進物としても喜ばれています。

お取り寄せスイーツ・グルメ5:クッキー詰合せ

素材の風味を生かして丁寧に焼き上げたクッキーは、サクッと香ばしく、甘さ控えめのフレンチタイプ。素材の風味を生かしたひと口サイズのクッキーは、原材料や製造工程など、さまざまなこだわりが詰まっています。美味しさの土台となる小麦粉、卵、バターはとくに鮮度を重視し、保管中だけでなく作業中も温度管理を徹底。ココナッツはサクサク感を生かすように工夫するなど、素材本来の味を楽しめるように焼き上げていることが特徴です。フレーバーは、チョコレート、イチジク、苺など、全8種類。「イチジク」や「苺」は、パウダー状やペースト状にしたフルーツを生地に直接練り込み、果実のプチプチした食感を生かしています。素材そのものの香りを生かしたクッキーは甘さ控えめで後味もよく、幅広い年齢層の方にご好評をいただいています。

お取り寄せスイーツ・グルメ6:帝国ホテル ピーナッツクリーム

「帝国ホテル ピーナッツクリーム」は、時期ごとに厳選したピーナッツを数種類ブレンドし、焙煎することでピーナッツの奥深い香りと味わいを引き出したスプレッド。原料をミクロンレベルまで細かくすることで、なめらかな口当たりを実現しています。上質で飽きのこない味わいのピーナッツクリームは、パンに塗るだけでなく、料理にもご利用いただけます。お肉やお魚のソース、野菜の和え物、ご家庭での日常のお料理にご活用ください。

アレンジレシピのご紹介

帝国ホテルキッチン 料理長の下川による、ピーナッツクリームを使ったアレンジレシピをご紹介しています。

お取り寄せスイーツ・グルメ7:フルーツケーキ「オーチャード」

フルーツケーキ「オーチャード」は、帝国ホテルのパティシエが果実の美味しさを追求して2005年に作り上げた特別な焼き菓子です。「果樹園」という名に相応しく、イチジク、アプリコット、マンゴー、パイナップル、メロン、イチゴ、などといった13種類ものドライフルーツを惜しげもなく使用。それぞれの果物ごとに相性の良いお酒に2週間以上漬け込むことで、果実の風味をより際立たせています。丁寧に仕込んだ果実と2種類のナッツ、発酵バター、蜂蜜を加えた生地をオーブンで焼いたら、コニャックを染み込ませて1週間程寝かせ、最後に表面をアプリコットジャムで艶やかに仕上げて完成します。日ごとに味わいが馴染んでいきますので、お好みのタイミングを探しながらお召し上がりいただくのもおすすめです。コーヒーや紅茶はもちろん、ブランデーやウイスキー、シャンパン、白ワインといったお酒にもよく合います。

お取り寄せスイーツ・グルメ8:抹茶のケーキ「テ ヴェール」

ホテルショップ「ガルガンチュワ」が開店40周年を迎えた2011年に、「日本の食材を使用した帝国ホテルらしい焼き菓子を作りたい」というパティシエの思いから誕生した焼き菓子。香り高い宇治抹茶とほくほくとした大粒の大納言小豆をふんだんに使ったパウンドケーキは、洋菓子好きな方にも和菓子好きな方にもお喜びいただける商品です。しっとりとしていながらも軽やかな食感は、生地にホワイトチョコレートを溶かし込み、さらにメレンゲを合わせることで生まれています。底のタルト生地にはアーモンドパウダーときな粉を使用しており、パウンドケーキの生地とは違うサクっとした食感をお楽しみいただけます。2022年にリニューアルしたオリジナルの水色の風呂敷が和テイストの世界観を引き立てる「テ ヴェール」は、海外の方への手土産にも好評です。

お取り寄せスイーツ・グルメ9:グラン クラシック ショコラ

「大切な方に自信を持って贈ることができる、上質で高級なチョコレートケーキを作りたい」というパティシエの想いを形にした「グラン クラシック ショコラ」は、2013年の誕生以来、毎年秋冬に期間限定で登場する焼菓子。2024年にリニューアルし、主素材のチョコレートは、カカオ80%のエクアドル産チョコレートとカカオ70%のペルー産チョコレート、2種類のハイカカオチョコレートを厳選。時間をかけてじっくりと蒸し焼きにすることで、チョコレートガナッシュのようななめらかさとスポンジケーキのようなふんわり感をあわせ持つ食感を実現しました。

お取り寄せスイーツ・グルメ10:オリジナルブレンデッドワイン峡東

「峡東」は、日本固有の甲州種を100%使用する帝国ホテルのソムリエがブレンドを手掛けたオリジナルブレンデッド白ワイン。2015年の販売開始以来、毎年数量限定で発売しています。「峡東」という名前は、このワインに使用している甲州種のブドウの畑が、山梨県国中地方の峡東地区にあることに由来しています。「日本のホテルから日本産のワインの素晴らしさを発信したい」という帝国ホテルの想いに共鳴して製造を行っているのは、甲州ワインの名門、勝沼醸造。毎年、帝国ホテルのソムリエをはじめとするスタッフ数名が勝沼醸造に赴いて現地の醸造チームと共にテイスティングを行い、ぶどうの良さが最大限に引き出された原酒をいくつか選んでいます。その原酒で作った数種のサンプルの中から、「樽熟成させたコクのあるワイン」と「ステンレスタンクで保管して爽やかさと酸を保持したワイン」を最適な比率でブレンドした白ワインが「峡東」です。勝沼醸造スタッフと帝国ホテルのソムリエは毎年意見交換を重ね、その年ごとの気候風土を映したワインを造っています。

長年愛され続ける名物グルメは、ご家庭で手軽に帝国ホテルの味わいを楽しめるものばかり。まずは定番の10アイテムをお取り寄せいただき、日常の食卓に特別感をもたらす美味しさをお楽しみください。

撮影/升谷玲子(studio Bloom Room)
スタイリング/渡辺陽子
文・編集/小松めぐみ

  • 商品内容は取材当時のものです。最新情報はオンラインショップまたはホームページをご確認ください。

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