帝国ホテルのお取り寄せ「冷凍グルメシリーズ」で楽しむおうちプリフィックスコース
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帝国ホテルと帝国ホテルキッチンが共同開発した新作冷凍食品がこの冬登場。ホテルの味わいをより本格的にご家庭で楽しむことができる「冷凍グルメシリーズ」は、お好みの商品を組み合わせ、ご家庭でコース仕立ての料理をお楽しみいただくことができます。
帝国ホテルの冷凍技術の歴史の中で生まれた「冷凍グルメシリーズ」
帝国ホテルの調理場では古くから常に最新の技術を取り入れられてきました。その技術が大きく進歩したのは、帝国ホテル第11代料理長で初代総料理長の村上信夫の時代。1964年、東京オリンピックの選手村食堂の料理長に就任した村上は、選手村で大量の食材を確保するため、国内外からさまざまな冷凍技術の情報を収集しました。さらに日本冷蔵(現・ニチレイ)と共同研究を重ね、選手村に超大型冷凍庫を導入。東京オリンピックの成功を影で支えるとともに、冷凍食品が家庭にも普及するきっかけをつくりました。
その後帝国ホテルとニチレイは、1974年にインペリアルキッチン(現・帝国ホテルキッチン)を設立。最新冷凍技術を元に、帝国ホテルの高品質な味を追求したさまざまな冷凍商品を開発し、通信販売やオンラインショップを中心に「帝国ホテルの味」をご提供し続けています。12月1日に発売された「冷凍グルメシリーズ」は、帝国ホテルが培ってきた最新の冷凍技術を集結し完成した冷凍食品なのです。
豊富なラインナップから自由にメニューをチョイスして楽しめる「冷凍グルメシリーズ」
「冷凍グルメシリーズ」は、2021年のホテルショップ「ガルガンチュワ」のリニューアルオープンを記念し、ご自宅で帝国ホテルの料理をコース仕立てで味わっていただけるように開発された本格グルメを追及した商品です。
2021年12月1日に新たに追加されたのは、フランス料理の伝統的な前菜やスープ、メイン、そして帝国ホテル定番のカレーやデザートなど冷凍食品12品。
冷蔵庫で解凍したら前菜などはそのまま美味しくお召し上がりいただくことが可能。スープやメインなどの温かい料理も、ほとんどの商品は凍ったまま沸騰したお湯に入れて10〜15分加熱するだけでお召し上がりいただけます。そして何より、お好みの前菜やメインを選び、プリフィックスコースのように楽しめるラインナップの豊富さも「冷凍グルメシリーズ」の魅力です。
おすすめの逸品解凍するだけで楽しめる前菜2種
新たにラインナップに加わった12アイテムの中から、カテゴリー別に注目の商品をご紹介します。最初にピックアップするのはフランス料理王道の前菜2種。
パテ ド カンパーニュ~田舎風パテ〜
豚肉や合鴨肉とレバーの旨味を香辛料がほどよく引き締め、ピスタチオが食感にアクセントをつける贅沢なパテです。
アスピック ド レギューム~野菜のゼリー寄せ~
彩り豊かな11種類の野菜をゼリーで寄せたテリーヌ。野菜本来の味と香りが活きた美しいテリーヌは、特別な日やパーティーなどにも最適です。
おすすめの逸品温めるだけで楽しめるメインディッシュ3種
つづいてご紹介するのは、メインディッシュの中からお勧めの3種。素材の旨味を最大限に引き出した滋味豊かな味わいで、しっかりとした食べ応えもあります。肉と野菜をたっぷり使い、体にやさしく点も嬉しい限りです。付け合わせやパン、バターライスなどとともにお楽しみください。
ポトフ
すっきりと透き通ったスープに牛すね肉と野菜がたっぷり入った、寒い季節にぴったりの一品。香味野菜やブーケガルニとともに長時間煮込んだ牛すね肉はコラーゲンが豊富で、柔らかく仕上げながらも弾力があり、食べ応えも抜群です。小たまねぎや芽キャベツ、じゃがいもなどの野菜やベーコンにもスープの旨味がしっかりとしみこんでいます。粒マスタードやピクルスを添えてお召し上がりいただくのもおすすめです。
国産鶏のシュプレームソース トリュフ風味
初代総料理長 村上信夫の時代から受け継がれる「シュプレームソース」を堪能できる料理です。フランス語で「最高のソース」という意味を持つシュプレームソースをまとった国産鶏のソテーは、しっとりと柔らか。シュプレームソースは、国産鶏をソテーした鍋に白ワインでデグラセ(鍋についた焼き汁に白ワインを溶かしてソースをつくる)し、ソテーしたマッシュルームを加え、さらにベシャメルソースと生クリームで煮込んだソースにレモン汁、トリュフで仕上げた奥深い味わいです。バターライスやフェットチーネと併せてお楽しみください。
オマール海老のフリカッセ
帝国ホテルの伝統的なフランス料理のレシピを家庭の味へとアレンジしてつくった魚介料理。濃厚な旨みをもつオマール海老の身とツメ、そしてオマール海老の旨みが凝縮したソースを堪能できます。オマール海老の頭から煮出したブイヨンに乳脂肪分47%のクリームを加えてつくったソースは、まろやかなコクのある味わいです。
バターライスやフランスパンと併せてお召し上がりいただくのがお勧めです。
おすすめの逸品ワンプレートでも大満足の一皿
「冷凍グルメシリーズ」には、コース仕立てでなく単品で楽しむこともできます。ここではライスを添えてワンプレートでご満足いただける代表的なメニューをご紹介します。
黒毛和牛のハッシュドビーフ
なめらかなデミグラスソースの旨みが活きた帝国ホテルらしい逸品は、ワンプレートディッシュとしてもおすすめのメニューです。デミグラスソースに深いうまみがあるのは、黒毛和牛とブランデーと赤ワインを加えて仕上げているため。デミグラスソースにはほのかな酸味もあり、食が進みます。ライスを添えてワンプレートランチに、または簡単に済ませたい日のディナーの一品にぜひおすすめです。
野菜カレー
また、帝国ホテル 東京「パークサイドダイナー」で人気の「野菜カレー」をご家庭でお楽しみいただけるようアレンジを加え、ついにラインナップ。カレーソースの野菜は裏ごしせずに旨味と食感を活かし、帝国ホテル伝統の味をお届けいたします。10種類の野菜もレストランで提供しているものをベースに、ご家庭でも美味しくお召し上がりいただけるよう、それぞれに合わせた調理をしています。出かける時間はないけれど帝国ホテルの「野菜カレー」が食べたいという時に、ぜひご利用ください。
おすすめの逸品伝統のパイ生地を使用したデザート2種
「冷凍グルメシリーズ」では、ホテルショップ「ガルガンチュワ」が開業した50年以上前から人気のロングセラーである"伝統のパイ"が登場。一晩冷蔵庫で解凍するだけで、パイ生地のさくさくした食感と風味を楽しむことができます。
アップルパイ
こちらの「アップルパイ」のフィリングは、ほのかな酸味のあるりんごにシナモンの香りをきかせた、上品な甘さが持ち味です。さっくりとしたパイ生地の香ばしさと絶妙のハーモニーを奏でます。
ちなみに帝国ホテルのパイは、2種の生地を組み合わせてつくり上げた、さっくりとした香ばしさが持ち味。土台の部分は「練りパイ(パート・ブリゼ)」に「折りバイ(フィユタージュ)」をのせ、しっとりした生地にサクッとした食感が加わるように仕上げていますが、格子状の蓋の部分は「折りパイ」だけで軽やかに仕上げています。
ブルーベリーパイ
「ブルーベリーパイ」の中にぎっしりつまっているのは、味の濃いワイルドブルーベリーをレモン汁やシナモン、隠し味のバターとともにじっくり炊き上げたフィリング。解凍するだけでおいしくお召し上がりいただけますが、オーブンや電子レンジで少し温め、写真のようにアイスクリームを添えていただくのもおすすめです。
ティータイムやデザートに、帝国ホテル伝統のパイをお楽しみください。
撮影/升谷玲子(studio Bloom Room)
スタイリング/渡辺陽子
文・編集/小松めぐみ
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※商品内容は取材当時のものです。最新情報はオンラインショップまたはホームページをご確認ください。