和牛セレクション
上質な赤身と甘みのある脂身が特徴の「和牛」は、今や世界中にその名を馳せています。
世界を魅了する「和牛」を存分にお楽しみください。
帝国ホテルは専任の肉の目利きであるブッチャーセクションを置く唯一のホテルです。
ホテルの9つの直営レストラン・バーや宴会場のメニューに使用される全ての肉の選別と管理を担っています。
ブッチャーシェフは、季節やメニューに応じて選定した肉を、一番の食べ頃で提供するために、エイジングルームで保存し、メニュー・調理法・部位などさまざまな要素を加味しながら、最適の状態で管理する肉のスペシャリストです。
鉄板焼 嘉門
シェフが目の前で料理を作るライブ感が魅力の鉄板焼き。上質な食材が鉄板で焼かれる様子や音、香りを楽しみながら、出来立ての料理を味わうことができます。
| 場所 |
本館17階
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|---|---|
| 料金 |
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| 提供時間 |
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パークサイドダイナー& The Rendez-Vous Lounge / AWA
帝国ホテル風のダイナー、ロビーラウンジ、シャンパンバーなど、さまざまな雰囲気の中で和牛を楽しめます。
| 場所 |
本館1階
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|---|---|
| 料金 |
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| 提供時間 |
11:00~22:00 (ラストオーダー21:30) 18:00~22:30 (ラストオーダー22:00) 18:00~22:30 (ラストオーダー22:00) |
インペリアルラウンジ アクア
和牛の芳醇な香りと旨味を夜景と共にお楽しみください。
| 場所 |
本館17階
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|---|---|
| 料金 |
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| 提供時間 |
18:00~24:00(ラストオーダー23:30) |
オールドインペリアルバー
落ち着いた空間でお酒と共に贅沢なひと時を。
| 場所 |
本館中2階
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|---|---|
| 料金 |
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| 提供時間 |
11:30~24:00(ラストオーダー23:30) |
ルームサービス
プライベート空間で和牛をお楽しみください。
| 料金 |
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|---|---|
| 時間 |
11:30~22:00(L.O.) |
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表示金額には、サービス料・消費税が含まれております。
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表示金額には、サービス料・消費税が含まれております。
帝国ホテルの肉を司る「ブッチャー」物語
帝国ホテルの中に「ブッチャー」と呼ばれる専門部署があることをご存知でしょうか。
ここは、館内のあらゆる料理に使用される「肉」を一手に司る、まさに食の心臓部。世界に誇る「和牛」はもちろん、厳選された豚や鶏、さらには野生の滋味あふれるジビエにいたるまで、あらゆる素材がこの場所で吟味され、最高の状態で管理、加工されています。
ここでは、その徹底した目利きとこだわりの舞台裏を、ブッチャーシェフの仕事を通じてご紹介いたします。
ゲストが立ち入ることのできない、従業員用エレベーターの先に広がる「秘密の場所」。ロビーの華やかさとは一線を画す、帝国ホテルのバックステージへとご案内しましょう。
すべての和牛の番人
朝9時15分。
広いアルミニウムのテーブルに和牛が並べられます。
仕入れ業者から集められた、美しいサシが入ったフィレやサーロイン。その前に立ったひとりのシェフが、ひとつひとつにナイフを入れはじめました。
ブッチャーシェフ 村野哲司です。
「まず肉の中を確かめます。赤身の色合いやサシの状態は、外側からはわかりません。私たちが求める基準に満たなければ、この時点で見送る場合もあります。」
村野はシェフでありながら、料理をすることはありません。彼の仕事は帝国ホテル 東京の料理に使われるすべての肉を、自らの目と舌で確かめることです。
「和牛の品種、産地、生産者によっても味わいは驚くほど違います。それを知ったうえで、私たちが今求めている和牛を見つけ出さなくてはなりません。そのために一頭一頭と真剣に向き合っています。」
料理をしないシェフの使命
村野がブッチャーシェフになり約15年。それまでは、レストランや宴会場にてフランス料理の調理人として腕を振るっていました。
「シェフとして20年勤めた頃、ブッチャーへの配属を相談されました。そのときはすごく悩みましたね。私は料理が大好きで、この世界に入りました。しかしブッチャーになれば、キッチンに立って料理をすることが少なくなります。」
業者に任せず、自らの目で肉を選定する帝国ホテルのスタイルにおいて、肉の検品はあらゆる料理の品質を司る生命線です。だからこそ、帝国ホテルの味を知り、それに合う食材に知見のあるシェフでなければブッチャーシェフは務まりません。村野はその役目を引き受けました。
「日本のホテルの中でも、帝国ホテルほど食材の仕入れにコストをかけてこだわっているところは珍しいと自負しています。ブッチャーシェフになることで、その伝統を守る使命を感じました。」
和牛の選び方と伝統の継承
村野におすすめしたい和牛のメニューを聞くと、嬉々として語りはじめました。
「世界には素晴らしい牛肉がたくさんあります。そのなかでも日本の牛肉の特徴は、甘味のある赤みと脂の薫り高さ、とろけるような舌ざわりです。その魅力を愉しむなら、鉄板焼「嘉門」で肉そのものの味を楽しむことができます。「帝国ホテル 寅黒」にも、ぜひ訪れてみてください。季節に合わせた独創的な和牛のメニューを提供していることもございます。」
さまざまな和牛の調理法を知りつくしている村野は、シェフたちのインスピレーションをかきたてる最適な和牛を各レストランのキッチンに届けています。
なかでも、帝国ホテルの伝統メニューである「黒毛和牛のローストビーフ」は肉選びが難しいようです。
「和牛には、色合いや赤身と脂肪の混ざり具合などで決められたグレードがあります。海外でイメージされる『WAGYU』は、ほとんどが芳醇な脂肪を多く含んだ最高グレードのものです。しかし、ローストビーフには脂が多すぎない赤身肉が最適です。グレードにとらわれずに最高の赤身の和牛を見つけ出すために、歴代のブッチャーシェフは肉の審美眼を磨き続け、伝統の味を守っています。」
和牛に隠された可能性
近年は、生産者の努力によって最高グレードの和牛が多く流通するようになりました。しかし、村野が肉に向き合う視点は、グレードが高いかどかではなく、提供する料理に合うかどうかです。そのため、市場での格付け基準よりも、経験から生まれた感覚を大切にしています。
「私たちのもとに集まる和牛は、例外なく最高のものです。ブランドや産地で和牛を判断することはありません。どんな和牛にも、それぞれの良さや可能性があることを料理を通して伝えたいですね。」
インタビューの終わりに、村野はさらに奥にある部屋に案内してくれました。和牛をエイジングする熟成室です。そこではキッチンで調理を待つ和牛が静かに眠っています。
「もっとも良い状態でキッチンに送るために、毎日ここで熟成の状態を見ています。見極めがつかないときは、薄く切ったものを焼いて食べて判断します。私はブッチャーシェフになるまで、調理前の和牛にこんなにも複雑な味わいの変化があるとは思いませんでした。私の前任のシェフは、和牛を見るだけで完全に味がわかったそうです。私はまだ自らその味を確かめ、経験を重ねる段階にあります。」
帝国ホテルのレストランで供される肉料理には、ブッチャーシェフたちの誇りが宿っています。五感を研ぎ澄ませて選び抜いた、その日最高の味わい。職人たちの確かな目利きに支えられた「帝国ホテルの味」を、どうぞ心ゆくまでご堪能ください。
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